あらすじ29歳、中卒、恋人いない歴イコール年齢。バイト以外の職歴もなく、短期バイトを転々とする日々。ぐるぐると思索に耽るけど、ご飯を食べると幸せになれる。奇才の新鋭・heisokuが贈るリアル労働グルメ物語!
と某芸人コンビの坊主じゃない方がツッコんでそうなド底辺な雰囲気を醸し出す主人公。 ゆっくりと読んでいくと少しだけ「わかる」って思う話もあれば、その境地には辿り着かなかったなぁと思う話もあり、ただただご飯を食べる事で一日を生き長らえる彼女の姿に力強さを感じる。 でも正直心配になるしシフトの穴埋めを誘導されておだてられて入っちゃって喜んじゃう彼女を見ると少し心がキュッとなる。 1巻で終わりなのが残念だ。これは今の時代の日本人には必要な「共感」が養われる気がする。