あらすじ

【もう一度だけ君に会いたい――…】遠藤博士に捕らえられ、仮死粒子の真実と、速水、明智の窮地を知らされた小林。自分が協力すればふたりを助けられると聞き、その体を差し出す決意をする。一方、仮死粒子の後遺症で死の淵に立たされた速水は、残る意識で小林を求め彷徨っていた。小林に繰り返される淫らな施術、与え続けられる快楽によって体の限界が近づく…ふたりは再会を果たすことが出来るのか!? 『艶めく闇と溺れる光』スピンオフ、江戸川乱歩パスティーシュBL第3弾。緊迫の第5巻!

【小林青年の特異体質の謎に迫る!江戸川乱歩パスティーシュBL第3弾】十字路事件から半年。事業の拡大で忙しくしていた速水と中々会う時間を取れずにいた小林。寂しさを感じる間もなく事件に追われていたが「怪人二十面相」を名乗る連続誘拐犯のアジトで賊の凶弾を受けてしまう。 ある実験の影響で爆発的な「再生力」を持つ特異体質となった小林の傷は立ちどころに治ってしまうが、再生に力を使い弱っていたところを警官に変装していた速水に助けられた。愛する人との久しぶりの逢瀬。幸せを感じていた小林がふとこぼした一言に、速水は突然別人のような眼を向けてきて…? 彼らを翻弄し続ける「仮死粒子」の謎に迫る! 『艶めく闇と溺れる光』スピンオフ、江戸川乱歩パスティーシュBL第3弾!

艶めく闇と溺れる光―魔術師と人形―(2)

【君はずっとその人に恋をし続けているんだね】ある実験の影響で爆発的な「再生力」を持つ特異体質となった小林。忙しさからすれ違い気味だった速水との久しぶりの逢瀬の最中、幸せを感じてふとこぼした一言に彼は突然別人のような眼を向けてきた。激しい行為のあと眠ってしまった小林が目を覚ますと速水の姿は既になく、言いようのない寂しさに襲われる。だが、速水が残していった謎かけに気づきいつもの自分を取り戻すと、彼を追ってある洋館に辿り着く。そこで出会ったのは腹話術の人形を抱いた不思議な老人だった…。彼らを翻弄し続ける「仮死粒子」の謎に迫る! 『艶めく闇と溺れる光』スピンオフ、江戸川乱歩パスティーシュBL第3弾!

艶めく闇と溺れる光―魔術師と人形―(3)

【速水さん…あなたは一体何者に追われているんですか!?】速水とすれ違ったまま会うことが出来ていない小林だったが、誘拐事件の捜査を続けていくうち被害者たちのある共通点に辿り着く。誘拐された少年たちの家族は「仮死粒子研究の被験者」だったのだ。街で偶然再会した速水の部下、長野から遠藤青年まで行方不明になっていることを聞かされ、いよいよ仮死粒子との関係性が濃厚になる中、速水が脅迫されていたことを知る。愛する速水の身を案じ捜査に乗り出す小林。そのころ速水は“ある男”と対峙していた…。彼らを翻弄し続ける「仮死粒子」の謎に迫る! 『艶めく闇と溺れる光』スピンオフ、江戸川乱歩パスティーシュBL第3弾!

艶めく闇と溺れる光―魔術師と人形―(4)

【僕はずっと貴方と一緒(とも)に――…】“ある男”と対峙したことで遠い過去の記憶を取り戻しつつあった速水。自らの過去と向き合ったことで愛する小林の清廉さを改めて実感し、その瞳を曇らせてしまうかもしれない可能性に戦慄する。一方その頃、速水の行方を追い続けていた小林はある洋館に辿り着くが、そこで待っていたのは思いもよらない真実だった!彼らを翻弄し続ける「仮死粒子」の謎に迫る! 『艶めく闇と溺れる光』スピンオフ、江戸川乱歩パスティーシュBL第3弾。衝撃の第4巻!

艶めく闇と溺れる光―魔術師と人形―(5)

【もう一度だけ君に会いたい――…】遠藤博士に捕らえられ、仮死粒子の真実と、速水、明智の窮地を知らされた小林。自分が協力すればふたりを助けられると聞き、その体を差し出す決意をする。一方、仮死粒子の後遺症で死の淵に立たされた速水は、残る意識で小林を求め彷徨っていた。小林に繰り返される淫らな施術、与え続けられる快楽によって体の限界が近づく…ふたりは再会を果たすことが出来るのか!? 『艶めく闇と溺れる光』スピンオフ、江戸川乱歩パスティーシュBL第3弾。緊迫の第5巻!

艶めく闇と溺れる光―魔術師と人形―(6)

【約束したのに…!傍にいてくれるって――】速水と明智を助けるために自分の体を差し出した小林。遠藤博士の手によって繰り返される淫らな施術で、体の限界が迫っていた。手足の感覚が消えていく恐怖に慄いていたその時、部屋に飛び込んで来た速水の手により小林は救い出される。だが、身を捧げてまでも救いたいと願った速水の体は、既にそのほとんどが痣に蝕まれていた――! 『艶めく闇と溺れる光』スピンオフ、江戸川乱歩パスティーシュBL第3弾。クライマックス第6巻!

艶めく闇と溺れる光―魔術師と人形― 7巻

【また僕の知らないあなたを見つけた――…】ようやくの再会を経て愛し合った速水と小林。薄れゆく意識の向こうで絞り出すように告げた速水の言葉から、小林はひとつの真実に辿り着く。全てを悟りながらも、その想いが変わることはない――…。だが、彼は仮死粒子の特性により「いつ目覚めるのか分からない」長い眠りにつこうとしていた。『艶めく闇と溺れる光』スピンオフ、江戸川乱歩パスティーシュBL第3弾。感動の最終巻!