あらすじ

大ヒット「平安宮廷」ファンタジー、ついにクライマックス―――!
暁花薬殿物語 一

帝の正后候補に数合わせで入内することになった、下級貴族出身の暁下姫・千古。持ち前の薬の知識を生かして帝を遠ざけていたにもかかわらず、最初の「お渡り」を受けたうえ、宮廷を巡る陰謀にまで巻き込まれ…。

暁花薬殿物語 二

正后第一候補となった千古は、ほかの后候補からの嫌がらせをかわしつつ持ち前の薬の知識と利発さで帝の信頼をゆるぎないものにしていた。ある日、帝の夕餉に不信感を覚えた千古は自ら毒見をするが、直感は的中し…。

暁花薬殿物語 三

数多の困難を乗り越え、帝の正后となった千古。その矢先に、「鬼が村をひとつ消した」という報告が帝にもたらされる。千古はひょんなことから「鬼」に関わることとなり、やがて「鬼」の気配は後宮にも…。

暁花薬殿物語 四

都を騒がせる鬼を討伐するべく、帝自らが兵を率いて赴くことに。その事態に貴族たちの策謀の気配を感じた千古は、秋長を伴い変装して同行する。鬼が姿を現したとき、帝に矢が放たれ…。千古は帝を救えるのか!?

暁花薬殿物語 五

下級貴族出身の暁花姫・千古は人数合わせで入内することに。女だてらに薬師を志す千古が狙うのは「帝との円満離婚」。薬の知識をフル活用して帝を遠ざけようと奮闘するが、大貴族出身の后候補たちが起こす正后争いに巻き込まれ、さらに思わぬ災難に見舞われ…変わり者の姫が繰り広げる平安宮廷ファンタジー。

暁花薬殿物語 六

鬼との戦いで大きな悲しみが残った宮廷。その悲しみは千古や帝の心にも変化を生じさせる。そこに新たな姫が入内して…。

暁花薬殿物語 七

大ヒット「平安宮廷」ファンタジー、ついにクライマックス―――!