【電子限定版】描き下ろし番外編「未来のふたり」収録。●サトリの目を持つ俺は、幼い頃から人に忌避されるバケモノだった。おまえと出会うまでは――。目を見ただけで、その人の過去や想いを読み取れる異能力――特殊な青い瞳を持つタツミは、人嫌いで大学も休学中。そんなタツミの唯一の友人は、幼なじみの有馬蛍(ありまけい)。「どうせ隠したってバレるから」とタツミに好きだと告白し、孤独に寄り添ってくれる。この瞳の秘密を知れば、みんな怖がって離れていくのに、どうして…? 誰の心も信じられないタツミは、戸惑うばかりで!?
タツミの青い瞳は相手の目を見ると相手の過去が全て見えてしまう。 それを承知でその力を頼って来るのに都合が悪い事言われると逆ギレされたり、 その力を利用する為に島から出れない、とか理不尽なことばかり。 でもその力に関係なくケイがずっと好きでいてくれて側にいてくれて、 異能とも閉鎖的な環境とも折り合いをつけられるようになった。 長い留学でもケイはタクミ一筋で周りにも公言してたの、とても良かった。