あらすじ

少数民族弾圧を目論む政府軍と、反政府組織ダクーナ&アルマ連合軍の戦闘クライマックス!! クスフの宿命を受け入れ死を急ぐユリを、ランは救えるか!? 始国祭でのテロ勃発で引き裂かれた2人が、罪と痛みを乗り越え再び心を重ね合わす時、奇跡は起こる…!? 本格レジスタンス物語、万感の完結!! Copyright(C)Tomomi Sumiyama / Ki-oon
Lost Children 1巻

身分制と民族差別が支配する連邦王国で革命軍の戦士として生きるランと、信仰の里で隠れるように生きるユリ。親友だった2人は過去、王国を揺るがす重大事件に関連し、離れ離れになってしまった。襲い来る悲劇的な運命に、全身全霊で反逆する2人の、壮大なる本格レジスタンスドラマが開幕!! Copyright(C)Tomomi Sumiyama / Ki-oon

Lost Children 2巻

ランとユリの少年期、2人は偶然の出会いから親友となった。だが逃れられない身分制の闇が彼らの仲を引き裂こうとするが…。一方で王国の大イベント“始国祭”の準備が進行する中、権力者サイドと反政府組織の思惑が激突の兆しを見せ始め…!? 運命に反逆する人間の強さ、悲しみ、苦悩、惨劇を、重厚かつ繊細なタッチで高らかに活写!! Copyright(C)Tomomi Sumiyama / Ki-oon

Lost Children(3)

身分制の壁を越えて友となったランとユリ。ただ、社会の差別意識が彼らを追い込んで…!? 一方で、シャルダオ王国連邦ヘン州で神聖なる大祭“始国祭”が開催!! 王族や富裕層の陰謀が渦巻く中、ランとユリを引き裂くことになった重大事件が勃発!!

Lost Children 4巻

厳格な身分制を敷くシャルダオ連邦王国。ヘン州総督イシュラは支配体制の強化を目論み、神聖なる大祭“始国祭”を開催するが…開会宣言の最中、テロが勃発!! 反政府組織ダクーナがイシュラを銃撃し、ランとユリを連れ去って逃走した。隙を見て逃亡した2人の少年だが、ユリが川へ転落し、ランはダクーナに捕獲された。その後ランはダクーナの保護下、戦士として養成され、ユリは山深き信仰の里に辿り着いた。身分の壁を超えて友となり、動乱によって引き裂かれた少年2人に過酷な運命が待つ…!? Copyright(C)Tomomi Sumiyama / Ki-oon

Lost Children 5巻

ヘン州インバンの始国祭開催中に、革命戦の狼煙が上がった!! 反政府組織ダクーナが州総督イシュラを銃撃し、ランとユリを攫って現場を離脱した。その後、ランはダクーナの保護下に置かれ、身分制と民族差別の歪みに対し、銃を手に取ることに。そんな折、父親のグルカが重傷を負ったとの報が入り、現場に駆け付けるが…!? Copyright(C)Tomomi Sumiyama / Ki-oon

Lost Children 6巻

始国祭の銃撃から5年。元総督イシュラは生きていた!! 復讐を誓うイシュラは州都インバンに帰還するも、再度暗殺を目論み、待ち構えるダクーナ!! その極秘作戦に敵側である王女レリーサが協力者として現れた!! その理由は…悲劇的な過去にあった!! 一方、ユリが神職として暮らすアルマの村近郊に秘密の強制労働所があった。そこは政府の悪謀を担ぐ閉ざされた場所で…!? Copyright(C)Tomomi Sumiyama / Ki-oon

Lost Children 7巻

信仰の里アルマで生きる希望を失いながら日々を過ごすユリ。その彼が務める神職クスフには闇の掟があった。その昔、あるクスフに起きた悲劇とは…!? 一方で反政府組織ダクーナの領土で麻薬が蔓延。その裏に隠された壮大な陰謀。そしてダクーナに属するランは、司令官から麻薬の原産地アルマ行きを命じられた。ランとユリ、再び運命が交錯する…!? Copyright(C)Tomomi Sumiyama / Ki-oon

Lost Children 8巻

始国祭でのテロ勃発によって引き裂かれたランとユリが、運命の再会!! アルマの里で死を渇望するユリに対し、連れ出すことを決意したラン。一方で民族浄化を目論む国家の陰謀が明るみに…!! それは少数民族の虐殺だけでなく、アルマの里、そしてクスフを務めるユリの身の上に迫る危機!! すべてを知ったランは最後の戦いへと突き進んでいくが…!? Copyright(C)Tomomi Sumiyama / Ki-oon

Lost Children 9巻

神職クスフの死の宿命を回避すべく、アルマの里からユリを逃がそうとするハルイだが…!? 一方で政府軍の侵攻を迎え撃つダクーナとアルマの民連合軍!! 血で血を洗う戦いに突入し…!? Copyright(C)Tomomi Sumiyama / Ki-oon

Lost Children 10巻

少数民族弾圧を目論む政府軍と、反政府組織ダクーナ&アルマ連合軍の戦闘クライマックス!! クスフの宿命を受け入れ死を急ぐユリを、ランは救えるか!? 始国祭でのテロ勃発で引き裂かれた2人が、罪と痛みを乗り越え再び心を重ね合わす時、奇跡は起こる…!? 本格レジスタンス物語、万感の完結!! Copyright(C)Tomomi Sumiyama / Ki-oon

Lost Children

身分の異なる2人の友情、決別、そして未来の物語 #1巻応援

Lost Children 隅山巴文
sogor25
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舞台となるのは厳格な身分制度が残るシャルダオ連邦王国。 その身分制度の最下層ガティヤに属する少年ランは、乾物屋の店主に難癖をつけられているところを通りがかりの女性カヤに助けられ、そこで彼女の息子・ユリと出会います。 富裕層の子供でありながら学校でいじめられているユリは最下層に見ながら一生懸命に生きるランと意気投合し親交を深めていきます。 そんな身分の違う2人の友情を描いた作品です。 と、ここまで紹介したあらすじなんですが、実はこちらは本編第3話からの内容になっています。 というのも第1~2話はこの2人の出会いから6年後を描いており、ランは革命軍の一員として政府と戦っており、一方のユリは山岳地帯の村というランとは離れた場所でひっそりと暮らしています。 なぜこの2人が袂を分かつことになったのか、そして今後2人の運命がどのような道を進んでいくことになるのか、過去から現在そして未来へ向かう繋がりから目が離せない作品です。 この作品は日本国内の作家さんが書かれているのですが、最初は単行本として書き下ろされフランスで発売されており、現在は秋田書店の別冊少年チャンピオンで連載中のようです。 そういう経緯もあって、今後も応援していきたい作品です。 2巻まで読了