あらすじ

1873年、神道を国教とする君主国家・大和(ヤマト)の陸奥国。岩木山麓のイタコ集落で暮らす少女・斎(イツキ)は、父に教えられた祭文を神社で偶然唱えたことから、岩木山大神・顕国魂神(ウツシクニタマノカミ)と出会う。その晩、巫女禁断令の発令と共に襲撃される集落。母と姉を殺され、自らも瀕死の重傷を負った斎は、顕国魂神と契約することで神の力を手に入れるが、それは人の道を捨て修羅を行く、復讐の旅の始まりだった……。【COMITIA124頒布のスピンオフ『イツキ ~ふるさとの味編~』を追加収録!】
イツキ

1873年、神道を国教とする君主国家・大和(ヤマト)の陸奥国。岩木山麓のイタコ集落で暮らす少女・斎(イツキ)は、父に教えられた祭文を神社で偶然唱えたことから、岩木山大神・顕国魂神(ウツシクニタマノカミ)と出会う。その晩、巫女禁断令の発令と共に襲撃される集落。母と姉を殺され、自らも瀕死の重傷を負った斎は、顕国魂神と契約することで神の力を手に入れるが、それは人の道を捨て修羅を行く、復讐の旅の始まりだった……。【COMITIA124頒布のスピンオフ『イツキ ~ふるさとの味編~』を追加収録!】

イツキ 弐

惨劇の故郷を後にして、集落を襲った者たちの手がかりを得るため、顕国魂神と共に弘前の街に辿り着いたイツキ。情報を探る中で、士族崩れに絡まれたところをヤマト陸軍の青年・鴛淵次郎に助けられ、庇護を受けることになる。巫女禁断令の発布を知り、殺戮がヤマトの勅令によるものだと睨むイツキたち。一方襲撃者たちも、何者かが神と契約を交わしたことを掴んでいた……。