あらすじ

「風雲児たち」でおなじみのみなもと太郎が、その外伝として「忠臣蔵」を独自の視点で文章とコミックを織り交ぜながら描き上げた意欲作。江戸城内松の廊下で起こった浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)による刃傷沙汰から始まるこのコミックでは、全編がヤクザのような口調で進行。作者は「忠臣蔵」と任侠映画の関係性について掘り下げていく。
風雲児たち外伝(1) 吉宗

「風雲児たち」でおなじみのみなもと太郎が、その外伝として徳川吉宗像を大胆に描き上げた意欲作。和歌山城主・徳川光貞(とくがわ・みつさだ)の元に生まれた、後に徳川吉宗(とくがわ・よしむね)となる源六(げんろく)は、その時代のならわしでいったん捨てられて、家来の加納五郎左衛門(かのう・ごろうざえもん)に育てられる。そして、五歳となって城に戻った源六は、素晴らしい才能を……!?豪華イラスト集、作者のインタビュー、随筆2本も収録!

風雲児たち外伝(2) 仁義なき忠臣蔵

「風雲児たち」でおなじみのみなもと太郎が、その外伝として「忠臣蔵」を独自の視点で文章とコミックを織り交ぜながら描き上げた意欲作。江戸城内松の廊下で起こった浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)による刃傷沙汰から始まるこのコミックでは、全編がヤクザのような口調で進行。作者は「忠臣蔵」と任侠映画の関係性について掘り下げていく。

風雲児外伝(3) 挑戦者たち

「風雲児たち」でおなじみのみなもと太郎が、その外伝としてさまざまな挑戦者について語っていく幕末エッセイ。B級映画で日本人の登場する西部劇を見た作者は考えた。19世紀のアメリカに渡ったサムライはいたのだろうか?たどりついた結論は「いない」であり、「挑戦者」ともいえる外国へ渡った歴史上の人物について、作者が独自の切り口で掘り下げていく。その他にも作者インタビューや「風雲児たち」の考察、豪華ゲストとの対談に新聞紹介記事など盛りだくさん収録!