あらすじ田中一郎が影ではないかと疑う若頭・火村の命令で、田中邸を襲い火を放つ関東卍組の組員たち。その急襲に気がついた影は理沙子と、偶然訪れていたその弟を屋根伝いに逃がそうとする。しかし、夫の身を案じた理沙子は、すでに火がまわっているにもかかわらず炎の中を戻っていくのだった。なんとか一度は脱出した影だが、理沙子が残っていることを知り、再び燃えさかる家の中へ飛び込み、彼女を救出する。そこへ、伊賀の朧(おぼろ)と名乗る謎の女が現われる。
最初はシリアスな抜け忍のストーリー漫画だが、主人公の父親が出たあたりから、ギャグ要素も増えてくる。 俺の好きな「新田たつお」のシリアスとギャグがバランスよくあるし、いつも通りスラスラ読めて、いい読後感を味わえた。 あと「犬が刀を咥えて戦う」シーンがあるのもいい