あらすじ

どこにでもある寂れた商店街の目と鼻の先にある横断歩道には、人型の信号ロボット“信号さん”が――。子供を守ろうと、車と衝突した交通事故から復帰した信号さんに、商店街の会長は「もうあそこで交通整理をしないでほしい」と告げて――…。赤で止まって、青で進んで、黄色で自分を見直して。貴方のそばに、信号さんはそこにあり。
信号さんはそこにあり(1)

どこにでもある寂れた商店街の目と鼻の先にある横断歩道には不思議な格好をした少女が…。彼女はどうやら24時間休まずに歩行者や車の交通整理をしているらしい…。少女は人間? それとも…。いつもの帰り道。いつもの横断歩道。そこで見守る光が一つ。貴方のそばに、信号さんはそこにあり。

信号さんはそこにあり(2)

どこにでもある寂れた商店街の目と鼻の先にある横断歩道には、人型の信号ロボット“信号さん”が――。子供を守ろうと、車と衝突した交通事故から復帰した信号さんに、商店街の会長は「もうあそこで交通整理をしないでほしい」と告げて――…。赤で止まって、青で進んで、黄色で自分を見直して。貴方のそばに、信号さんはそこにあり。

信号さんはそこにあり(3)

どこにでもある寂れた商店街の目と鼻の先にある横断歩道には、人型の信号ロボット“信号さん”、“不空(フク)”の姿――。「人型ロボットは、人の悲しみを減らすことが出来る存在である」そんな目的の為に作られた不空は、悲しい出来事を乗り越え決意する。自分自身のことを知るために――…。渡り切るまで気を付けて、渡ったあとも忘れずに。優しく見守る光はきっと。貴方のそばに、信号さんはそこにあり。