あらすじ16世紀・神聖ローマ帝国、魔女狩り最盛期である――・・・。そんな殺伐とした時代に、自身の正体を隠して暮らす魔女マリー。天然&お人好しがゆえに様々な魔女的所業を繰り返してしまい、挙げ句の果てには地獄でも有名になってしまう・・・そして、ある悪魔がマリーの元に現れ弟子入り志願をしてきて!? “非常識”でへっぽこな悪魔が、マリーの日常をよりややこしくする!魔女ってバレたら即刻、拷問&処刑!! スラップスティック魔女ライフコメディ、第3巻!
時は16世紀。神聖ローマ帝国は"魔女狩り"の最盛期である。勿論処刑される者の中に魔女はほとんどおらず、本物の魔女は密かに身を隠したり上手く人間社会に溶け込みながら生き永らえていた。 主人公の魔女・マリーも森の中の小屋に1人で済みながら薬草を提供するなどして人間社会との関わりを保っていた。この作品はそんなマリーと彼女の身に迫る魔女狩りの危機の物語 …を限りなくコミカルに描いた"スラップスティック魔女ライフコメディ"である! そもそもマリーは自身のことを魔女だと思っていない。ただちょっと箒で飛べたり悪魔を召喚できたりするだけである。ちなみに彼女の言動にツッコミを入れてくれる相棒のナハトは"カラス"である。 その上でマリーは人間社会との関わりを極力保とうとする。一応身を隠すために礼拝に参列したりはするのだが、魔女の使いと言われる黒猫を助けたり箒を武器にしたりして自ら墓穴を掘っていく。 その軽いノリとキレのいいボケツッコミを繰り広げながら、魔女狩りなどのシリアスな設定はしっかりと守られていてそのギャップが楽しい不思議な雰囲気がある。果たしてマリーは魔女狩りを避けながら平穏な日常生活を守ることができるのか。乞うご期待! 1巻まで読了