あらすじ高校教師・天野のもとへ届いたのは1冊の黒い手帳。そこに綴られていたのは、かつて天野の担任していたクラスで行われた、壮絶ないじめの顛末であった。17年が経過し、天野はいじめ被害者の生徒を探し続けるが、未だ行方は掴めていない。そんな時、当時のクラスメイトたちが次々と殺され始めた! 天野は悲しい復讐劇を止めることができるのか…。――鈍感すぎた教師、悪意のクラスメイト、怯える傍観者…いじめに関わった者達すべてに「ケジメ」をつける時が来た。
クラスメイトから悪質ないじめを受けていた男子生徒がいた。卒業後に自分がどんな酷い目に遭わされてきたかを克明に書いた日記帳をいじめに気づいてくれなかった担任に送りつけて行方不明になる。それから数年後、出席番号の後ろから順番にクラスメイト達が男子生徒をいじめた方法を倍返しする形で殺され始める。事件が起きたことへの責任を感じた担任は教職を辞めて独自に犯人を追い始めた。今のところ2巻までしか出ていないので謎が多い。殺されていくクラスメイトの中には順番になっても殺されなかった女性がいる、彼女自身も行方不明になり次の犯行現場で目撃された、担任しか持っていないはずの日記のコピーを手に入れた記者がいる、犯人として報道された男子生徒の両親が自宅に火をつけて自殺した…など、読めば読むほど誰の何の為のケジメの殺人なのか分からなくなる。驚くような展開がこれから続きそう。