あらすじ太児には不思議な力がある。思うがままに行動し、自分のことしか考えていないようにも見えるのだが、周りの人間を気持ち良くさせてしまう。珠江はそんな太児に対し、複雑な思いを抱く。それは、胸の奥にしまっておいたはずの感情であった。