あらすじ数百年前の時代にタイムスリップした堤時男は、謎のくノ一・かすみとともに黒雲一族の砦に侵入した。首領・黒雲右近との直接対決で全く歯が立たなかったかすみだが、時男の練った秘策を携え、再び対決を挑む。そして、黒雲右近の抱える秘密が明らかになる――
よかった点 ・戦国時代編は時代背景や状況などは暗いが、その暗さを全く感じさせない内容。定期的に歴史的発見ネタをねじ込んでくるあたりもよかった。 ・昭和編は全編通してむちゃくちゃだった。昭和のオリンピックを彷彿とさせるバトルを読んだ瞬間の脱力感は半端ない 総評 ・「時男~愛は時空を超えて~」はすげーぞと噂を聞いていたが今まで読んでいなかったのちょっと後悔するぐらいの名作だった。 1巻を試し読みして、まあいつもの感じかと思いながら2巻を試し読みしたら予想以上の面白さで全巻購入して一気に読んでしまった。