あらすじ

日暮里パイレーツを最下位から脱出させるため、二軍からトラブルメーカーの大リーガー・カイトをベンチ入りさせたサラリーマン監督・亀和田進。すぐに暴れ出すカイトにナイン達は戦々恐々になるが、外野手のジェイソンだけはフェンスに激突してもボールに飛びつく熱意を見せる。そんなジェイソンに触発されたカイトが好投し、助っ人外国人達の活躍で試合が盛り上がっていくパイレーツだったが……!?
サラかん 1巻
平凡な中年サラリーマンが弱小プロ野球チームの監督に突然任命され、チームを優勝させるために奮闘していく、笑いあり人情あり感動ありの「男の夢コミック」。万年最下位のプロ野球チーム「日暮里パイレーツ」のオーナー会社・王手食品で働く窓際サラリーマン・亀和田進は、王手食品のワンマンオーナー・安倍の鶴の一声によってパイレーツの新監督になることに……!?
サラかん 2巻
日暮里パイレーツを最下位から脱出させるため、二軍からトラブルメーカーの大リーガー・カイトをベンチ入りさせたサラリーマン監督・亀和田進。すぐに暴れ出すカイトにナイン達は戦々恐々になるが、外野手のジェイソンだけはフェンスに激突してもボールに飛びつく熱意を見せる。そんなジェイソンに触発されたカイトが好投し、助っ人外国人達の活躍で試合が盛り上がっていくパイレーツだったが……!?
サラかん 3巻
日暮里パイレーツを最下位から脱出させ、今度はチームの再建に力を入れるサラリーマン監督・カメさんこと亀和田進は、大物ルーキー・松崎を獲得して優勝を狙おうと考える。そして自力で引くクジにはめっぽう強いカメさんが、全球団がドラフト指名していた松崎との交渉権をゲットするが、同じ頃にテレビ取材を受けた松崎はパイレーツ入りをきっぱり拒否して……!?
サラかん 4巻
大物ルーキー・松崎が入団し、日暮里パイレーツが怒濤の快進撃を見せる一方で、サラリーマン監督・カメさんこと亀和田進は、調子が悪いエース・白川を二軍で気分転換してもらおうと考える。そして二軍行きを告げられて激怒する白川だったが、チームメイトに現実を思い知らされ二軍落ちを受け入れる。しかしそれを知って自責の念にかられた松崎が、登板拒否を……!?
サラかん 5巻
采配ミスで優勝を逃してしまったサラリーマン監督・カメさんこと亀和田進は、日暮里パイレーツのファン達から血祭りにされそうなところをポルシェに乗った美女に助けられる。その美女こそ王手食品のワンマンオーナー・安倍の末娘・サダ子であり、パイレーツのゼネラルマネージャーに就任したサダ子は、不動の4番打者・肝原をトレードすると言い出して……!?
サラかん 6巻
日暮里パイレーツの成績についてオーナー父娘から叱咤されて胃が痛むサラリーマン監督・カメさんこと亀和田進は、監督の座を狙うコーチの千代森に騙されて、自分を重病だと思い込んで精密検査と休養を兼ねて入院することに。そしてその間、臨時監督代理として采配することになった千代森だったが……!?
サラかん 7巻
日暮里パイレーツ快進撃の立役者だった中尾の抜けた穴をどうするか考えたサラリーマン監督・カメさんこと亀和田進は、正捕手である米田をライトに回して、ベテランの馬場をキャッチャーにするという大胆なコンバートを実践する。そして不満を抱えながらライトの守備をしていた米田だったが……!?
サラかん 8巻
日暮里パイレーツのリーグ優勝を果たしたサラリーマン監督・カメさんこと亀和田進は、さまざまなパーティに招待されて多忙の日々を送る。そんなパーティに嫌気がさしていたカメさんは、唯一心待ちにする同期会を催促しに会社へ赴く。そして同期の牛窓、長万部、常滑が早期希望退職したと知って寂しくなるカメさんだったが、妻から今日が同期会だと教えられて……!?
サラかん 9巻
日暮里パイレーツの私設応援団長・大西の美人妻に言い寄っているらしいコーチ・千代森へ注意したサラリーマン監督・カメさんこと亀和田進。しかしカメさんは、逆に千代森からホストクラブに入り浸る妻・妙子の写真を見せられて動揺する。そして雨で試合が中止になったカメさんは、球場を飛び出して写真のホストクラブに向かうと、ちょうどそこへ入っていく妙子が……!?
サラかん 10巻
王手食品が経営危機に陥り、存続が危うくなった日暮里パイレーツ。そこでサラリーマン監督・カメさんこと亀和田進は、リーグ優勝をして日本シリーズを制し、日本一のチームになることこそが危機を突破する道だとナイン達に檄を飛ばす。しかしコーチ・千代森の入れ知恵で、ナイン達の心はバラバラになってしまい……!?サラリーマン監督がついにチームを日本一に?男の夢コミック、大団円の完結巻。
すずなり横丁道楽商店街

すずなり横丁道楽商店街

学歴ナシ、就職先ナシ、恋人ナシの本多学は、故郷に帰ることもできず自殺を試みるが、ひょんなことから酒屋の住みこみのアルバイト広告を見つける。酒好きの学は酒屋「三河屋」に向かうが、そこの店主はとんだグータラの道楽親父で――?すずなり横丁で起こる道楽下町コメディ!
昭和二十年の絵手紙 私の八月十五日~十八名の漫画家の記憶~

昭和二十年の絵手紙 私の八月十五日~十八名の漫画家の記憶~

戦争を知らない世代にむけて、1945年8月15日を18名の漫画家の記憶で振り返る。「この本は、その時代を生き、戦争を肌で感じた我々仲間達の、昭和二十年八月十五日の記録である。戦う日本が平和な日本に生まれ変わったその日、その時、それぞれが何処に居て何を考え、何をしていたか。戦禍をくぐって今日まで生き延びた人々のそれぞれのドラマティックな一日を描いた作品は、その一つ一つが平和な世界への道標のような気がする。我々の趣旨に賛同し、それぞれ、絵や文章を寄せて下さった戦後生まれの方々の作品も加えて、重みのある一冊となったこの「私の八月十五日」。一人でも多くの方に見て頂き、戦争について平和について、あらためて考えて頂ければ幸いだと思う。」(森田拳次、まえがきより)収録作家:小島功、赤塚不二夫、一峰大二、さいとう・たかを、高井研一郎、古谷三敏、花村えい子、牧美也子、北見けんいち、武田京子、ちばてつや、牧野圭一、松本零士、水野英子、森田拳次、里中満智子、バロン吉元、村野守美 ※本書は『昭和二十年の絵手紙 私の八月十五日』(ミナトレナトス刊)に収録された作品から18名の漫画家の作品を収録しています。
総務部総務課 山口六平太

総務部総務課 山口六平太

大日自動車総務部総務課の山口六平太は一見、うだつの上がらないサラリーマン。だが、本当はどんな難問も解決するスーパーマンだ。とぼけた顔とたばこクルッの秘技を持つ六平太。今日も何でも引き受けます!総務という会社の要に所属する六平太の姿を通し、どこにでもある日本の会社社会の姿を描いた、サラリーマン傑作マンガ!!
プロゴルファー 織部金次郎

プロゴルファー 織部金次郎

下町の脇田ゴルフ練習場に、トーナメントに出場しているプロゴルファーがレッスンプロとしてやってきた。といっても、その男、織部金次郎は17年間で1勝もできないまま。だが思いやりにあふれ、練習場で腰を痛めた勝田の背中に、他人に見られなくない入れ墨があることを知るや、自分で背負って自宅まで送っていくほどだった──。中年プロゴルファー、織金こと織部金次郎が、周囲の人々に支えられながらトーナメントに挑戦していく姿を描くペーソスあふれる物語。原作者・武田鉄矢自身の監督・主演で映画化もされた。
あんたの代理人

あんたの代理人

弁護士の真野論平は、ビンボー劇団「天津甘栗」の劇団員。役者だけでは食べていけないので、法律事務所に勤めているというちょっと変わり者の弁護士だ。渡瀬法律事務所で居候弁護士として働いている論平。見かけは少々頼りなくても、人々の悩みをズバッと解決!!
プロゴルファー貘

プロゴルファー貘

トーナメントで優勝争いを演じながら、突然のイップスによって5打差を引っ繰り返された沢井貘(さわい・ばく)。ただいま、イップス克服のための修業中だが、見かけるのは競輪競馬にオートレース……。スッテンテンになった貘は、ひょんなことから出会ったうら若き乙女とゴルフ勝負をすることに。強面のボディガードから“お嬢”と呼ばれる彼女の正体は?憎みきれないのらくら男、ブ口ゴルファー貘は人生逆転となるか!?
銀のゴルフ

銀のゴルフ

プロが目指すゴルフがまばゆく輝く金色ならば、アマチュアのそれは渋く味わい深い銀色であるべきなのかもしれない。そんなゴルフを生涯貫いた男がいる。それが中部銀次郎だ。1960年、18歳で日本アマ初出場、62年初優勝し、その後は通算6勝を挙げアマチュアの至宝とたたえられる中部。そのゴルフスピリットをコミックで読み解く。中部のゴルフの足跡をたどる中で、我々はアマチュアゴルフのあるべき姿をもう一度学び直すことができるかもしれない。なぜなら、ゴルフの上達にかかせないものは技術でも道具でもない、心の鍛錬に尽きるからだ。読めば読むほどに中部銀次郎の凛としたたたずまいが、私たちの胸に迫ってくる。