あらすじ

かつての親友にして恋敵同士だった、清水と花を会わせた舜。一触即発かと思いきや、2人のわだかまりはすぐに解け、昔のような仲良しに。3人で語り合いながら飲む酒は、懐かしい思い出を呼び起こす。そこで花が語る、秘められた過去とは…。
単身花日 桜木舜の単身赴任・鹿児島 1巻

住宅会社「サンバスホーム・ハウジング」に勤める桜木舜は、妻子とともに東京で暮らしていたが、ある日突然、鹿児島支店への転勤を命ぜられてしまう。鹿児島は小5から中3まで住んでいたことのある懐かしい街なのだが、娘の教育や妻の親の介護問題など、悩んだ末に、舜は単身赴任を決意して…。

単身花日 桜木舜の単身赴任・鹿児島 2巻

同窓会の罰ゲームで、中学時代の制服を着せられた舜と桐野花。酔っぱらっている舜に膝枕をして、優しく語り掛ける花は、川辺に咲く月下美人のように美しかった。その興奮冷めやらぬ翌日、鹿児島に来た妻子のゆりと花奈を迎えに行った舜が街中で出会ったのは…。

単身花日 桜木舜の単身赴任・鹿児島(3)

初恋の人が、酔いつぶれた自分を介抱し、家まで運んでくれた。彼女は朝までいて、朝ごはんを作ってくれた。楽しく話をしながら一緒に食べた…。明日は愛する妻と子の待つ東京へ帰る日だというのに、舜の心が小さく揺れる。そして、さらに彼女は…。

単身花日 桜木舜の単身赴任・鹿児島(4)

かつての親友にして恋敵同士だった、清水と花を会わせた舜。一触即発かと思いきや、2人のわだかまりはすぐに解け、昔のような仲良しに。3人で語り合いながら飲む酒は、懐かしい思い出を呼び起こす。そこで花が語る、秘められた過去とは…。

単身花日 桜木舜の単身赴任・鹿児島(5)

清水の推理に驚く舜。ふたりは不倫関係にあるわけではなかったのだ。では、親しいふたりが必死に隠し通そうとしているものとは…。ますます謎は深まるばかりだが、そこへ花と片山が現れて…。生きること、人を愛することの悲しさと希望を描ききった実力派作家の傑作、ついに完結!!