あらすじ

藤沢彩菜は野村藍、吉永翔太とともに、廃工場で川本大輔に残酷極まりない復讐をした。翌朝、3人は大輔が死んだことを知る。腰が引ける翔太だが、彩菜の復讐は止まらない。やがて、3年3組の生徒は学区ごとに他校に振り分けられる。そんななか、彩菜の復讐の刃は越智一真へと向けられる――。
復讐教室 : 1

クラスで酷いイジメに遭っていた中学3年生の藤沢彩菜は、ある決意をする。「クラスメイト全員に同じ地獄の苦しみを味わわせてやる」――見え隠れするイジメの首謀者。黒幕は親友なのか、それとも……全員狩るまで終わらない――28人のクラスメイトへの命がけの復讐が始まった。

復讐教室 : 2

自らの復讐のせいで、味方だった2人の女子生徒を死なせてしまった彩菜。さらに追い打ちをかけるように、廃工場で不良グループの1人、大輔に襲われる。しかし、彩菜はそのことをも復讐に利用しようとする。彩菜の復讐はさらにエスカレートしていき、ついには……。

復讐教室 : 3

藤沢彩菜は野村藍、吉永翔太とともに、廃工場で川本大輔に残酷極まりない復讐をした。翌朝、3人は大輔が死んだことを知る。腰が引ける翔太だが、彩菜の復讐は止まらない。やがて、3年3組の生徒は学区ごとに他校に振り分けられる。そんななか、彩菜の復讐の刃は越智一真へと向けられる――。

復讐教室 : 4

吉永翔太の暴走に激高した藤沢彩菜は、口封じのため翔太を地下室に閉じ込める。一方、音信不通の北村亮を心配する辻村健太郎と阿部祐樹は、山瀬裕也の下を訪ねた。そして、裕也の口から亮が川本大輔を殺害したことを告げられる。やがて、翔太の失踪により警察が本格的に動き出す。徐々にくるい出す彩菜の計画。憔悴のなか、次なる彩菜の復讐とは――。

復讐教室 : 5

「お前など生まれてこなければよかった」父親にそう告げられた藤沢彩菜は、傷心のまま家を飛び出した。一方で、彩菜を傷付けた常盤蓮を捜し続ける北浦亮。そして、そんな彼を心配し警察より先に亮を見つけようとする辻村健太郎と阿部祐樹。しかし、偶然にも祐樹は包丁を持ったまま町を徘徊する彩菜を見つけてしまい――。帰る家も失い、どん底の彩菜。彼女が計画するさらなる過激な復讐とは――。

復讐教室 : 6

結城真莉とともに、渋谷真央と奥井詩織によるリンチを受けた藤沢彩菜。だが、そんな彩菜を助けたのは、かつて彩菜を襲った常盤蓮だった。「あんな非道な男が自分を助けるはずがない」と、蓮の真意が分かりかねる彩菜。しかし、そんな訝しがる彩菜に対して蓮が告げたのは「お前は結城真莉にハメられた」という衝撃的な真実で――。彩菜はなぜ、イジメを受けたのか。彩菜の復讐は、どうなるのか。物語が加速する、待望の第六巻。

復讐教室 : 7

「全て終わりにしましょう。白咲中学校、3年3組で――」藤沢彩菜を白咲中学校へと呼び出す結城真莉。真莉は父親を破滅に追い込んだ藤沢家に復讐をするため、彩菜に命をもって罪を償えと迫る。全ての決着をつけるため、単身学校へと乗り込む彩菜。しかし、そこで待ち受けていたのは、もっとも残酷な真実で――。“全員狩るまで終わらない”命がけの復讐劇、遂に完結。