「生まれ変わるんだ」「観念して俺に食われな」都心のオフィスで毎日、分刻みのスケジュールに追われてる私。でも明日からは長めの有休を取って山へ旅に出る。そこで出会った男は知る人ぞ知る伝説の男だった。感じすぎて薄れゆく現実感、そして残るのは快楽だけ。たっぷり時間をかけて愛し合う無限の時間…。
都会で暮らす私と山の中で暮らす彼。だから会うのは月に一度、彼の住む山へ車で向かう。私と彼は惹かれ合ってるけど「つきあおう」とはお互い言えない…。
「俺はいつだって更紗に飢えてる」遠距離、2人の生き方、仕事、立場、何もかも違いすぎる。歩み寄ることはできるはず、そう信じてつきあい始めた私たち。でも会えるのは月に一度。一瞬の逢瀬にかける思いを爆発させて私たちは獣になった…。