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漢の名はラオウ。北斗神拳最強の時代、ただ、天に与えられし己の力を信じ、一片の悔いも残さぬ生き方で信念を貫く。若き日のラオウが刻む拳王伝説。その覇業のすべてを、ここに記す――!!
拳王・ラオウか…。聖帝・サウザーか…。覇道を以て天を握らんとする両雄が対峙する中、南斗六聖拳の一人、妖星のユダが動く！その恐るべき謀略とは!?
破壊と恐怖で民衆を治めんと､「力」で戦乱の世を突き進むラオウ。一方、「柔」で人々を救う弟のトキ。再会を果たした二人が交わす兄弟の会話とは――!?
乱世の鬼と化し進軍を続けるラオウは、｢KING｣を名乗る軍閥の存在を知る。そして、サザンクロスタウンを根城に勢力を拡大する、その軍の制圧に向かったリュウガは、敵地で意外な人物と出会う。天狼が対面した男の名はジュウザ。自由を愛す我流の雲…！
姿の見えぬ敵…。リュウガを襲った謎の村に、策士ソウガが潜入。拳王軍の周囲で蠢く不穏を操るのは!?恐るべき黒幕が、拳王の前にその姿を現す！そしてカサンドラの危局は訪れ、若きラオウの伝説は遂に最終局面を迎える――――!!
