あらすじとんぼが借金の回収に向かうと、すでに「とんぼ」がやってきて支払い済みだと断られてしまう。誰かが、とんぼに成りすましてツケ金を盗んでいるらしい。行く先々で断られるツケは、すべて同じ遊女・よしの太夫(たゆう)のものだった……。また別の日、とんぼの目の前で借り主が武士に斬殺され、金を取りっぱぐれてしまう。そこには、青蛙堂(せいあどう)の陰が……。食わされてばかりのとんぼ、逆転なるか!?