あらすじ

私が京くんに教える… 誰かを愛する気持ち…… 片桐京介はこれまで自分が浮気をしていたことを遠恋中の恋人・小山内早智に告げ、別れ話を切り出すも返事をもらうことができず、時間だけが過ぎていた。彼の気持ちに気づけなかったと自身を責め続ける早智の元へと訪れた京介は話の続きを持ちかける。気持ちがないことを切々と伝える京介に、早智の口から思わぬ言葉が放たれる――。不純愛な遠距離恋愛物語(ストーリー)第3巻。
さっちゃん、僕は。(1)

さっちゃん、僕はあのとき君とセックスをしていれば こんな破滅的な道に進もうとしなかったのかもしれない――。 大学進学に伴い、北海道から上京した片桐京介。故郷に残した彼女・小山内早智とは交際して四年が経つ。そんな中、隣人の人妻・国木田紫乃に次第に惹かれていく京介は、ついに一線を越えてしまい――。この恋の行き着く先は幸福か、それとも破滅か。不純愛な遠距離恋愛物語(ストーリー)第1巻。

さっちゃん、僕は。(2)

面倒なことになる前に……やめたい? こういうことするの。 彼女を故郷に残し、遠距離交際を続ける片桐京介は、人妻である国木田紫乃との関係を絶てずにいた。一方、同じ大学に通う須川美鈴は京介を想う気持ちが強く膨れ上がり、溢れ出していく。しかしある時、美鈴は京介の浮気に気づき始め――? 不純愛な遠距離恋愛物語(ストーリー)第2巻。

さっちゃん、僕は。(3)

私が京くんに教える… 誰かを愛する気持ち…… 片桐京介はこれまで自分が浮気をしていたことを遠恋中の恋人・小山内早智に告げ、別れ話を切り出すも返事をもらうことができず、時間だけが過ぎていた。彼の気持ちに気づけなかったと自身を責め続ける早智の元へと訪れた京介は話の続きを持ちかける。気持ちがないことを切々と伝える京介に、早智の口から思わぬ言葉が放たれる――。不純愛な遠距離恋愛物語(ストーリー)第3巻。

さっちゃん、僕は。(4)

さっちゃん、君はどんな気持ちでこの手紙を書いたのかな。 国木田紫乃は夫の要から、片桐京介との不倫を咎められるも、自身が犯した過ちを意外にも軽く許されてしまい、夫にとっての自分の存在意義に疑念が募る。一方、要から慰謝料を請求されていることを早智に言えずにいた京介はデートの終わりに乗った観覧車の中で早智から本心を告げられる――。不純愛な遠距離恋愛物語(ストーリー)完結。