漫画「団地ともお」に見る「現代を生きるヒント」(戦後70年)
日本経済新聞 電子版
1955年、戦後の住宅不足を解消するため、日本住宅公団(現・都市再生機構=UR)が設立された。大都市の郊外を中心に大規模団地の建設が進み、2DKの間取りやステンレス製の流し台など、最新の住宅設備や洋風の生活スタイルは庶民の人気を集めた。自身も団地で育ったという人気漫画「団地ともお」の作者、小田扉さん(40)に当時の思い出などを聞いた。 ...
単身赴任の父親がいる「ともお」は、今は母と姉の3人で団地に住んでいる。終業式の日、母に成績のことで叱られたともおは、夏休みの計画表を立てろといわれるが…。ナチュラルボーンな小学生・ともおが暮らす団地は、毎日がワンダーランドだ。懐かしい子供の日々がよみがえる、ほのぼのコメディー発進!