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『悪徳の栄え』『美徳の不幸』（マルキ・ド・サド）、『人殺し城』（グリム兄弟）、『O嬢の物語』（ポーリーヌ・レアージュ）など、西洋古典文学を原作に、甘美なるエロスの旗手・千之ナイフが活写した古典名作シリーズ。「サド侯爵を原作として漫画を描いてみたいという思いはかなり前からあり、その機会に恵まれたときには光栄を感じると共に、大変な緊張から不眠症に陥ってしまった程であった」（千之ナイフ、あとがきより）
美しくも妖しげな耽美的世界を描く、古典名作シリーズ第2弾!!『テンペスト』（ウィリアム・シェイクスピア）、『伸びる鼻』（グリム兄弟）、『パンを踏んだ娘』（アンデルセン）、『毛皮を着たヴィーナス』（レオポルド・ザッヘル・マゾッホ）、『ノートルダム・ド・パリ』（ビクトル・ユーゴー）を大胆にアレンジ。少年あるいは少女の視点から、その作品世界を綴る。
古典名作シリーズ第3弾。ボッカチオの『デカメロン』からの一篇「ロレンツォの樹」をはじめ、マルキ・ド・サドによる『悪徳の栄え』『ソドム百二十日』のキャラクターとストーリーをミックスした「サバトの城」、『ジェローム神父』『カルメル会修道士クロード神父のこと』に材を得た「天使の悪戯」など5編を収録。
甘美で残酷、優雅にして淫ら。限りなく美しく真摯な4つの愛のかたち。『ファウスト』（ゲーテ）、『ルイス・キャロル物語』（ロジャー・ランスリン・グリーン）をはじめ、名作文学の世界をベースに千之ワールドが深化。珠玉の“耽美エロス”集。
魔性の淫靡、途切れることのない欲望……。フルカラー14ページを収録した「堕天使の島」のほか、「姫」「インキュバスの卵」「恋する人形」「エミリーと奇妙な腕」のオリジナル短編。さらに、マルキ・ド・サドの『森の中の宿』をベースにコミック化した「薔薇の館」を収録。まさに、千之ワールドの集大成ともいえる古典名作シリーズ第5弾!!
