あらすじ散歩、買い物、食事、睡眠、勉強……、ドイツの首都・ベルリンの街で暮らす僕の生活にはあまり派手さはない。街に出て、些細だけれども心が動いたものを集めたり、友人たちと行動を共にしたり、毎日を過ごしていく中で、少しずつだけど見えてきたことがある。平凡な毎日ゆえに楽しめる、ちょっと小さな冒険の書『ベルリンうわの空』シリーズ最終章!
最初はドイツの文化やベルリンの特徴を紹介する感じの漫画だなと思ったけど、話が進むに連れて作者なりのメッセージや社会に対する思いが現れてくる。 そのメッセージの伝え方も愚痴愚痴したり、押し付けがましさがなくて「こうしたらいいかな?」という感じで出ているので読んでて素直に共感出来る。 ポップで味のある絵柄も病みつきになって良い。 作者の他作品も読もうと思う。