あらすじ

元妖精×元人間 疾走する雷鎚。その影に蠢き、胎動するのは――
魔法使いの嫁 詩篇.75 稲妻ジャックと妖精事件(1)

これは、世界の断絶を繋ぎ合う二人の物語。 舞台は米国、紐育。“稲妻”の二つ名持つジャックと弟・ラリーは、妖精と人の間の事件を解決する探偵。摩天楼の下、旧大陸の“白花の歌”から秘密の依頼が舞い込み……?

魔法使いの嫁 詩篇.75 稲妻ジャックと妖精事件(2)

元妖精×元人間 人間でなくても。妖精でなくても。私は、此処にいる。

魔法使いの嫁 詩篇.75 稲妻ジャックと妖精事件(3)

元妖精×元人間 疾走する雷鎚。その影に蠢き、胎動するのは――

魔法使いの嫁 詩篇.75 稲妻ジャックと妖精事件(4)

元妖精×元人間 点々と。ばらばらに。けれど、全ては運命の元に。

魔法使いの嫁 詩篇.75 稲妻ジャックと妖精事件

『まほ嫁』スピンオフのバディアクション!

魔法使いの嫁 詩篇.75 稲妻ジャックと妖精事件 オイカワマコ ヤマザキコレ 五代ゆう
ANAGUMA
ANAGUMA

『魔法使いの嫁』のスピンオフマンガ! 主人公は幼少期に「チェンジリング(取替子)」によって人間に育てられた妖精ジャックと妖精に育てられた人間ラリー。彼らが成長してコンビを組み、魔法絡みの事件を解決するためニューヨークを駆け巡る! 原作は舞台がイギリスで、ゆったりした時間の流れが味わいになってますけど、本作はニューヨークの賑々している感じとアクションの派手さで特徴つけてるなと思いました。 そしてバディものはやはりいい。 取替子として育ったジャックは人間の世界に馴染みきれない寂しさを抱えていて、それを同じ境遇のラリーと一緒に過ごすことで和らげている。この関係性やキャラクター造形も混沌と孤独の街ニューヨークが舞台になっているのが超効いてます。最高…。 ジャックちゃんがニッポン・アニメのオタクなのもツボ(かわいい)。 ただカワイイだけじゃなく、物語のキャラクターに自分のあこがれを重ねて、格好良くあろうとしているのもグッときます。彼女が一人前になるのを応援したくなりますね。 僕は原作途中で止まっちゃってたんですけど本作に触れて読むの再開しました。 『まほ嫁』の広大な世界観の一片を個性的に使いながらも、原作の魅力もいや増すような良スピンオフだと思います!