あらすじ新学期になってもミヤちゃんに避けられてた俺 でも安倍の一言がきっかけでミヤちゃんからデートのお誘いが!? コンプレックスを持つすべての人に送る――ネガティブJKの思考が紡ぐアンチ恋愛4コマ第2巻!
自分の見た目に自信がない女の子と彼女を好きになった男の子のラブコメ…だと思ってました1話までは。いや1話はもしかしたらそうだったのかもしれない。 でも読み進めると嫌でも気付く。「あ、これ完全にシュールコメディだわ、ラブやる気あんまねぇぞ」 なのでラブコメを期待したら若干肩透かしを食らいそうになるけど、途中から正直そんなの気にならなくなる。なぜなら純粋にコメディとしてめちゃくちゃ面白いから! 選択するワードのセンスがすごく高いし、各キャラがボケ役にもツッコミ役にもなれるからとにかく密度が濃い。 作品のベースは主人公の野宮さんの卑屈さ、自虐性なんだけど、自虐系のネタを面白さに変換するのって実はかなり難しくて、でもそれをさらっとやってしまってる辺りからもセンスの高さが窺い知れる。 1巻まで読了