あらすじ

十二勇将へ牙を剥いた大罪人として、アヴィスタの牢獄に監禁されたジャンク。そこへ、かつての師である“雷神”ジェイドが現れる。目的は、ジャンクの「抹殺」。情よりルールを重んじるジェイドにとって、ジャンクの行いは大いなる裏切りと同義であった。十二勇将で最も冷酷な男による本気の殺意。憧れだったはずの十二勇将と完全に敵対したジャンクは、この絶望を乗り越えることができるのか!?
黒影のジャンク~大決闘会編~ 1巻

混迷を極める異世界に、影魔法が光をもたらす…!? 国の英雄・十二勇将を父に持つ、落ちこぼれ魔法使いのジャンク。亡き父も参加したと言われる大決闘会(メンズーア)優勝を目指し、激しい戦いへ身を投じる! 個性豊かな魔法使いたちから勝利を掴み、次期十二勇将になるのは果たして――!! 大人気バトルファンタジー、新章開幕!!

黒影のジャンク~大決闘会編~ 2巻

覚醒した落ちこぼれ魔法使い、ジャンクが無双する! 決勝トーナメント一回戦、親友との闘いで圧倒的な必殺技を繰り出し、勝利! 続く相手は幼馴染アイリスの魔力を奪い去った、闇魔法の使い手エイデン。影魔法VS闇魔法。ジャンクはエイデンの闇を切り裂き、アイリスの仇をとることが出来るのか―― 超王道! 大人気バトルファンタジー、新章第2巻!!!

黒影のジャンク~大決闘会編~ 3巻

決勝トーナメント2回戦。落ちこぼれの影魔法使いジャンクと、闇魔法使いのエイデンの戦いは過熱する。闇に包まれた空間に閉じ込められたジャンク。光を必要とする影魔法とは相性最悪だが、幼馴染の残した魔力のカケラに光明を見出し、闇を振り払う。追い込まれ、ついに禁忌魔法に手を出したエイデンにどう立ち向かう― 超王道!大人気バトルファンタジー、新章第3巻!!!

黒影のジャンク~大決闘会編~ 4巻

大決闘会(メンズ―ア)準決勝のカードは、光魔法剣士カミヤVS.魔法を持たない最強剣士シロウ。魔法を持つカミヤ優勢かと思われたが、シロウの巧みな剣術の前にカミヤは劣勢に立たされる。この力の差をカミヤは埋められるのか。白熱する剣術バトルの勝負の行方やいかに― 超王道!大人気バトルファンタジー、新章第4巻!!!

黒影のジャンク~大決闘会編~(5)

大決闘会(メンズーア)もついに決勝戦。ジャンクの相手は因縁のライバルであるカミヤ。衝撃的な初遭遇から時が経ち、心身共に成長した二人による一進一退の攻防に目が離せない! 最後に立っているのはいったいどちらか…? さらに決戦後には新たな十二勇将(パラディン)の任命も。果たしてジャンクは選ばれるのか…? 超王道! 大人気バトルファンタジー、新章第5巻!!!

黒影のジャンク~大決闘会編~(6)

下級騎士(シュヴァリエ)階級特進のお達しを受け、晴れて騎士団入りを果たしたジャンク。目標である十二勇将(パラディン)への道は間違いなくこの先にある! と期待に胸を膨らませていたジャンクだが、実際は「この国の脅威となり得る存在」として、24時間十二勇将の監視下におかれるという内容であった。いったいこの先、どうなってしまうのか…!?

黒影のジャンク~大決闘会編~(7)

誘拐犯から救出した幼女、パルゥがジャンクに発した「アインハルト」との言葉。ヴァンダリカの情報を引き出させるためにジャンク、パルゥ、リリの三人が向かった先は魔獣園。課外授業として魔獣園に来ていたアイリスはその三人の様子を子連れデートだと派手に勘違いし、和やかな雰囲気は一気に修羅場に! さらに魔獣たちが突如暴走し始め、その裏には新たな敵の影が―― 超王道! 大人気バトルファンタジー、新章第7巻!!!

黒影のジャンク~大決闘会編~ 8巻

謎の少女・パルゥがジャンクを指して「アインハルト」と発した理由。それは、ジャンクの過去と深いつながりがあった。ついに明らかになるパルゥの正体、そして、知りたくなかった真実…「自分でももう気づいているんだろう。ジャンクさん、あんたはー」 目を背けたくなる現実に、ジャンクはどう立ち向かうのか。大人気王道バトルファンタジー、衝撃の第8巻。

黒影のジャンク~大決闘会編~ 9巻

最近、アヴィスタで活躍する少年の名を知っているか。未来の十二勇将とも称される少年は、大決闘会の決勝ですさまじい激闘を見せ、今最も注目される魔法使いの一人である。そんな彼は、侮蔑の対象である「杖なし」であるにも関わらず、魔法を使うことができた。黒い髪、黒いマント、黒い魔法を使うその少年は、こう呼ばれている。「黒影」のジャンクと――。ジャンク出生の秘密に迫る“大決闘会編”第9巻、必見!

黒影のジャンク~大決闘会編~ 10巻

アヴィスタを混乱の渦に巻き込んだ「神の手(ハンド)」のリーダー・アインハルト。まさかの強敵との再会に怒りを爆発させるジャンクだったが、彼らの裏で糸を引く者たちの存在を知ることになる。諸悪の根源・アルバ一家。最凶の一家の底知れぬ悪意、おぞましき魔法がジャンクに襲い掛かる! その魔法とは…………影!? 作中最大スケールのすさまじいバトル!衝撃展開の連続に目が離せない!!

黒影のジャンク~大決闘会編~ 11巻

肉親であるクラウスに追い込まれ、ジャンク絶対絶命のピンチに表れた十二勇将メンバー。ついに、アルバ一家と十二勇将の全面戦争が幕を開ける! 戦闘の天才であるクラウスに対するは、最強クラスの防御魔法を持つシグレとアレン。アヴィスタを代表する最強の布陣でクラウスを追い詰めるが…。作中最大規模の激しいバトルに目が離せない! 血沸き肉躍る王道バトルファンタジー11巻!!

黒影のジャンク~大決闘会編~ 12巻

アルバ一家と十二勇将の戦いに新展開! 体を真っ二つにしても死なず、振れるもの全てを分解するアルバ一家の次男・デスティノ。得体の知れない魔法を使う相手に、鉄の処刑人・ドーマンと雷神・ジェイドはどう戦う…!? これまで謎に包まれていたドーマンの真の姿も明らかに! バトル、アクション、そしてドラマ盛りだくさんの第12巻!

黒影のジャンク~大決闘会編~ 13巻

リリとマルケル、二人の魔獣使いの戦いが再び勃発! 前回の戦闘では見ることができなかったマルケルの本当の力に、リリは抗うことができるのか…!? その一方、アルバ一家の追っ手を振り切り、カミヤたちが待つ駐屯地へと逃げ込むことに成功したジャンクとアイリス。「もう一安心!」と思いきや、アイリスの身に異変が…!

黒影のジャンク~大決闘会編~ 14巻

アルバ一家最強の男であり、ジャンクの実の父親のクラウス=アルバ。シグレ、アレンの最強コンビとの戦闘で真の力を表したクラウスは二人を圧倒。その結果、アヴィスタ最高戦力であった二人は――。アルバ一家との死闘の熱も冷めやらぬまま、やってきた新展開! 新たな勢力“ブリギッドの工房”の目的とは一体…!? そして、無事かと思われたアイリスにも不穏な影が。

黒影のジャンク~大決闘会編~ 15巻

アイリス、闇落ち。アルバ一家の手によって神の手(ハンド)へと変えられてしまったアイリス。騒動を終え、平穏が戻ってきたかに思われた。しかし…。倫理の欠落、抑えられない加虐心、そして、ジャンクへの欲望。皆に愛されたかつてのアイリスは、もういない――。ジャンクにとって、あまりにも苦しい試練が訪れる! しかしこの苦難は、これから起こる絶望の予兆でしかなかった。

黒影のジャンク~大決闘会編~ 16巻

“ブリギッドの工房”に侵入者あり――。ボスを守るためシロウが戦うのは、杖なしの殺し屋・首狩りジェシー。神の手の力で魔法を得たジェシーは、巧みなナイフ捌きと合わせ厄介な相手。ナイフと魔法、二つの武器を持つジェシー。一方、一つの武器を極限まで研ぎ澄ませたシロウ。杖なしとしての矜持を示すため、シロウは構える。その技の名は、「雷光」。

黒影のジャンク~大決闘会編~ 17巻

神の手(ハンド)となり、周囲の人間を所かまわず傷付けたアイリス。調和より暴力、理性より欲求。どこまでいっても相容れることのできない彼女に、憎悪を向ける者が一人…。またしてもアイリスを中心に波乱が巻き起ころうとしていた。そして彼女から知らされたアルバ一家の次なる一手。それは、ジャンクの夢や希望を粉々に打ち砕く絶望の始まりとなる。ジャンクに訪れる最大の試練とは!? 信念の強さを問う第17巻!

黒影のジャンク~大決闘会編~ 18巻

十二勇将へ牙を剥いた大罪人として、アヴィスタの牢獄に監禁されたジャンク。そこへ、かつての師である“雷神”ジェイドが現れる。目的は、ジャンクの「抹殺」。情よりルールを重んじるジェイドにとって、ジャンクの行いは大いなる裏切りと同義であった。十二勇将で最も冷酷な男による本気の殺意。憧れだったはずの十二勇将と完全に敵対したジャンクは、この絶望を乗り越えることができるのか!?

黒影のジャンク~大決闘会編~ 19巻

圧倒的な力を発揮するデスティノ。応戦するシロウ。しかし分は悪く、シロウは絶体絶命の危機に陥る。そんなシロウの元に現れたのは、「天恵」を使用することを決意したリリだった。鬼神となったデスティノの武と、「代償」を支払ったリリ。その壮絶な戦いの結末は――!? 一方そのころジャンクは、とある場所で目覚めていて……?