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幼い頃から運命の恋に恋い焦がれるソン・ダウン。姉の就職の引っ越しに無理やり付き合わされ、ソウルへ越してきた高校二年の夏。同じマンション、同じクラスの男の子キム・スンヒュに一目惚れをする。同時に幼馴染だったナ・ユイルとも、偶然の再会。果たしてどちらが運命の相手なのか。ダウンの恋物語が始まる。
なかなかスンヒュと仲良くなれずヤキモキしている中、泥酔した長女をスンヒュが送り届けてくれる。それをきっかけに彼の電話番号を聞き出す事に成功するが、喜んだのも束の間、ユイルの口からスンヒュとは付き合うなと、忠告される。そんな中他校の生徒を窓の外に見つけたスンヒュは、とっさにダウンの腕を掴み隠れてしまう。スンヒュの良くない噂とは、隠れる理由とは。ダウンは考えを巡らせる。
他校の生徒から隠れるスンヒュを見て、彼らからイジメられているんだ、と確信するダウン。スンヒュの様子からしてどうやら誤解のようだが、構わず一緒に図書館で勉強しようと誘う。一方その頃ユイルは母からの差し入れを届けにダウンのマンションに訪れていた。「まだダウンのこと好きなの？」との長女の問いに、満面の笑みで答えるユイル「当たり前じゃないですか。」その思いを、ダウンはまだ知らない。
「わたし本当に不良が大嫌いなの」ひょんな話から出たダウンの言葉に、スンヒュの瞳が色彩を失う。「そうだな、誰かを傷つけた人は、罪を償わないとな」その言葉に何故かダウンはゾッとする。家に帰ったスンヒュの目に、リビングでピザを貪り食う少女の姿が映る。ウンハと呼ばれた少女は嘔吐と暴食を繰り返す。その音を聞きながらスンヒュは自らの手にカッターの刃を当てる。桃色と思われた恋物語が、だんだんと暗く様相を変えていく。
ダウン視点だった物語が、スンヒュの視点に変わり彼の内面が描かれていく。天真爛漫なダウンに徐々に惹かれていくスンヒュ。しかし過去のトラウマとウンハのデジャヴに苦しめられ、前に進めない。一方のダウンも、ユイルに思いを寄せるハンナから誤解され嫉妬される
仲良しグループと試験終わりの打ち上げではしゃぐダウン。ひょんな事からスンヒュと因縁めいた元クラスメイトにナンパされ番号を交換してします。姉の計らいでユイルと二人で映画デートに向かう事に。その帰り道偶然スンヒュと会い、なぜか三人でダウン宅で遊ぶ事になったのでさあ大変
姉も加わり仲良くみんなでゲームをしながら時間は過ぎていく。帰り道スンヒュがユイルに謎の言葉をかける。「もうここに来るな」一方ダウンはスンヒュからのメールの返事を今か今かと待ちわびる。届いたメールの文体は「イラつくからもう連絡してくんな」
・ウンハによって送られた偽メールでどん底のダウン。様子のおかしい彼女をみて問い詰めるスンヒュ。正直に気持ちを伝えるダウンに、ヒョンスも自らの気持ちに気付くが、またもや過去のトラウマが彼を引きずり込む。
・過去のトラウマを乗り越え、ついに結ばれたダウンとスンヒュ。クラスの皆には付き合っている事は内緒。そんなラブラブなダウンの元に悪質な悪戯メールが届き始める。そして二人が付き合い始めた事を知らないユイルは・・・
