あらすじいつものように梅の店に集まる五葉のメンバー。金を必要とするしがらみが一件落着したことで、メンバーを抜けると言う梅に対して、松は「梅が抜けるのならば、ここに集まる必要はない」と言い残し帰っていく。もう店へ来ないという松に漬物を届けに行った政は、金の包みを手にどこかへと出かける松の背中を見て、松が抱えている“金のいる事情”について想う…。
肩ひじ張ったところがなく、つやっぽいところがいい。 人の心を揺さぶる物言いで気弱な浪人の政之助を口説き落とす。 弥一の死んだ魚のような目でドロリと見られたら背筋がヒヤッとしますね。 オノさんのヨーロッパ的な作品が多いですが、和風なものもいいですね。線の感じがとってもあっています。 悪行を生業にすることで苦しむ政之助、弥一は信用に値する人物か・・