あらすじ弥一の紹介で女郎屋「桂屋」に住み込むこととなった政之助。そこで用心棒の職を得られるかどうかは姐さんの“様子見”次第だが、体調不良と持ち前の性格が災いして、一向に慣れることができない。とりわけ、いまだ本音を見せることのない弥一の素性と、五葉の面々がどんな人間関係であるのか気になる政之助だったが…。
肩ひじ張ったところがなく、つやっぽいところがいい。 人の心を揺さぶる物言いで気弱な浪人の政之助を口説き落とす。 弥一の死んだ魚のような目でドロリと見られたら背筋がヒヤッとしますね。 オノさんのヨーロッパ的な作品が多いですが、和風なものもいいですね。線の感じがとってもあっています。 悪行を生業にすることで苦しむ政之助、弥一は信用に値する人物か・・