あらすじ

舞台はとあるITコンサル。有能に見えるけど実は途方もなく無能な鷹野。彼女の支離滅裂で斜め上のビジネススタイルに鶸田をはじめとした同僚たちや取引先は振り回されっぱなし! そしてついにきたる新卒採用試験では、まさかの鷹野が面接官に大抜擢されて…?
無能の鷹 1巻

就活で鶸田が出会ったのは、一目でわかる「デキる人」・鷹野ツメ子。一方、鶸田は見るからに気弱そうだが、実はポテンシャルを秘めた人間だった。同期入社を果たしたふたりは1年後、最強タッグを組む!

無能の鷹 2巻

鶸田(ひわだ)が就活中に出会った鷹野ツメ子。スマートな身のこなし、落ち着いた声、自信に満ちあふれているのに謙虚。縁あって一緒にその会社に入社したふたりだったが、彼女は1年後、社内ニートになっていた―!! 有能に見える女と無能に見える男がタッグを組み、取引先と微妙なすれ違いを生みだしながらも何故か奇跡の成果を上げていく。愉快痛快☆新感覚お仕事マンガ、話題沸騰で待望2巻登場!!

無能の鷹 3巻

全身に「デキる人オーラ」をまとった鷹野ツメ子。そして、気弱な内面が外までにじんでしまっている鶸田くん。そんなふたりがコンサル会社で出会ってタッグを組んだ。今日も新たな現場へ向かう!なぜか力が湧いてくるお仕事漫画の決定版(になるはず)!!

無能の鷹 4巻

舞台はとあるITコンサル。有能に見えるけど中身はとんでもなく無能な鷹野(たかの)と仕事は出来るのに気弱そうな見た目で損をする鶸田(ひわだ)の凸凹だっぐは今日も元気に外回り中! 名刺の肩書に悩んだり、会社の脱ハンコに振り回されたり、見逃せないお仕事あるあるがいっぱい!

無能の鷹 5巻

舞台はとあるITコンサル。有能に見えるけど実は途方もなく無能な鷹野。彼女の支離滅裂で斜め上のビジネススタイルに鶸田をはじめとした同僚たちや取引先は振り回されっぱなし! そしてついにきたる新卒採用試験では、まさかの鷹野が面接官に大抜擢されて…?

無能の鷹 6巻

舞台はとあるITコンサル。有能そうな見た目とは裏腹に、中身はとんでもなく無能な鷹野ツメ子。破茶滅茶なビジネススタイルで同僚やクライアントたちを振り回しつつもその無能っぷりが功を奏してなんだかんだ案件が上手くいく!? 鷹野に学ぶ即断即決力に、社内での感謝ポイント制度の導入や鷹野渾身の謝罪術など、旬でリアルなビジネスあるあるが見逃せないッ! 絶妙な掛け合いがクセになる、共感必至のNEO☆お仕事漫画!

無能の鷹 7巻

舞台はとあるITコンサル。有能に見えるが、実はとんでもなく無能な鷹野ツメ子は、ひ弱そうな見た目だけど有能な鶸田をはじめとした個性豊かな同僚たちと一緒に今日も元気に出社する! 話題のチャットAIを私生活に導入してみたり、次期新入社員をBBQで歓迎したり、そして鷹野に訪れるほのかな恋の予感…?から目が離せない! 読めば「明日も気楽に頑張るかぁ」とポジティブマインドになれる!頑張る度0%のお仕事漫画、第7巻!

無能の鷹 8巻

舞台はとあるITコンサル。有能に見えるが、実は途方もなく無能な鷹野ツメ子は、ひ弱そうに見えるけど実は有能な鶸田をはじめとした個性豊かな同僚たちと一緒に今日も元気に労働中!…と思いきや、ひょんなことから鷹野がアメリカの企業にヘッドハンティング!? さらには会社から知らされる衝撃の事実もあり!?

無能の鷹

見た目や雰囲気って大事なんだなって

無能の鷹 はんざき朝未
六文銭
六文銭

ただずまいや風貌からデキる雰囲気をまとった鷹野。 実際はポンコツで、さっき言ったことも覚えられないほどの無能っぷり。 でも、オーラだけは半端ないという。 しかも、職業がコンサルというのが、個人的に よくわかってらっしゃる! と膝をうった。 コンサルって、雰囲気が大事で、ぶっちゃけ雰囲気でどうこうなりそうですもんね(失礼) 当たり障りのないことを、 パフォーマンス~とかファネル~とかの横文字や、KPIだのCVRだの3文字英語とかで煙に巻いてくるしね。 ※元コンサル出身の個人的感想で、コンサルに親を殺されたとか恨みがあるわけではないです。 本題。 本作は、ひょんなことで、 同期入社した気弱でうまく喋れない鶸田と、そんな鷹野がタッグをくむことになる。 自信のない鶸田と根拠のない自信だけがある鷹野。 実際は有能な鶸田と、実際はポンコツな鷹野。 それがなぜか良い感じにシナジーを出していくんですね。 鷹野のもつ謎のオーラに圧倒されて、アフォな発言も先方が勝手に忖度して、そこに畳み掛けるように鶸田の分析やロジックが炸裂し、顧客も納得という流れ。 ギャグ的な展開ですが、なんとなくこんな感じだよなと実感してしまう。 大したこと言ってないけど、謎に説得力ある人いますもんね。 逆にすごい良いこと言っているのに、自信がなさげなばかりに、 周囲から賛同得られない人もいる。 なんとなく、この社会の断片をきりとったような作品だと感じました。 自信のない社会人はみんな読んで、なんだこんなもんかと思ってほしい。 最後に、鷹野のどこに行ってもでてくる突拍子のない言動は、純粋に面白いですね。時々、良いこともいうし。