あらすじ自分たちの将来に危機感を覚えたさくら商店街の店主たちが秀美の元を訪ねる。店主たちは店をリフォームすれば客が戻ると考えているが、事態はもっと深刻で…「生産性アップのために」、廃業したガラス工場の片付けを頼まれたゲンたちは理想バイヤル瓶という聞き慣れないガラス瓶の物語を聞く…「理想バイヤル瓶」、閉鎖されていた西さくら演芸場が再開、しかし舞台を支える柱がシロアリにやられていてロクとゲンたちに声が掛かる。こけら落としに呼ばれたのは賀美座という大衆演劇一座だったが…「大衆演劇の魅力とは」他。
見た目は必至で生活している孫請け解体業者のゲン。世界を股にかけて活躍した爆破解体技師と言われるには技術だけではなく人情もないとやっていけない世界なのかも。爆破解体の細かい描写が描かれていてスラスラと読める作品でした。是非一度試してみては?