あらすじ

みらいちゃん、いよいよ幼稚園を卒園して小学校に入学へ! 新しい環境で毎日がドキドキ。話題沸騰☆超高齢子育てコミック『セブンティドリームズ』待望の第5巻!
セブンティドリームズ 1巻

人生100年時代、70才はまだ若い。夢を叶えるには遅くない。定年からの子育て、趣味、家族団らん。そんな幸せな家族にある異変が……!? 癌を告知された父親、その時、家族は……!? SNSで話題沸騰の『セブンティウイザン』の続編! 涙なしでは読めない「終活コミック」始動!

セブンティドリームズ 2巻

人生100年時代、70才はまだ若い。70才からの超高齢子育て漫画! 話題沸騰のみらいちゃん幼稚園編収録。SNSで話題沸騰の『セブンティウイザン』の続編!  笑いと涙の「終活コミック」待望の第2巻!

セブンティドリームズ 3巻

TVドラマ化! 主演は小日向文世と竹下景子。子育てをしながらも、若かりし頃の夢をかなえるため奮闘する朝一さん。新しい生活にどんどん適応する夕子さん。ふたりの70代は老いてなお進展する。連載時に話題になった幼稚園の役員決め編も収録。笑いと涙の「終活コミック」待望の第3巻!

セブンティドリームズ 4巻

定年からの子育てはやっぱり大変!? 5才になったみらいちゃんは幼稚園年中に。成長してくると新たな問題が出てくるもので…。大人気☆超高齢子育てコミック『セブンティドリームズ』最新第4巻!

セブンティドリームズ 5巻

みらいちゃん、いよいよ幼稚園を卒園して小学校に入学へ! 新しい環境で毎日がドキドキ。話題沸騰☆超高齢子育てコミック『セブンティドリームズ』待望の第5巻!

セブンティドリームズ 6巻

小学校の生活にも少しずつ慣れてきたみらいちゃん。しかし通学では車が心配、学校では友達とのトラブルが心配と、朝一さんと夕子さん夫婦はハラハラどきどきな毎日。小学1年生の子育てあるある満載の第6巻!

セブンティドリームズ 7巻(完)

小学校に入学するも何から何まで新しいことばかりで悩みがつきない江月一家。さらに先生のトラブルやウイルス問題も降りかかり、一体どうなる!? 超高齢子育てコミック『セブンティドリームズ』最終第7巻!

セブンティドリームズ

子育てと、終活と。 #完結応援

セブンティドリームズ タイム涼介
兎来栄寿
兎来栄寿

今この世界に生きている私たちは、誰しもがとんでもない確率と幸運の上に生きているーー そんな当たり前すぎることを、逆に当たり前すぎるからこそ忘れてしまいがちです。 生まれてきたこと、生きていること。 そのかけがえのなさ。 そして、それを成り立たせてくれている人々。 それは何も直接関わる家族や知人だけではなく、身の回りにある物品やこれまで飲み食いした物ひとつひとつの向こう側にいるそれに携わった人々も。 70歳で初の出産をする『セブンティウイザン』では赤ちゃんであったみらいちゃんは、数々の困難もありながらすくすくと成長し『セブンティドリームズ』開始時点では3歳になり幼稚園に通うようになりました。 子供を育てることの難しさ、大変さ。 その合間に訪れる、言葉にできないほどの嬉しさや幸福。 みらいちゃんを始めとする子供の目線からの思考や言動が非常にリアルで、自分が子供のころの思い出が蘇ってきます。感情をまだうまく処理できない友達との付き合い方の難しさや、何気ない一言が嬉しかったり傷ついたりする様などなど……。 タイム涼介さんが実際にご自身の子育てで経験したこともふんだんに含まれているであろう粒度の高いひとつひとつのエピソードから、知り合いの子供の成長を見ているような、あるいは自分ではしたことのない子育てをしているような気分にさえさせてくれます。モロー反射やラン活といった言葉は、この作品で学びました。 しかし、希望に満ち溢れたみらいに対して朝一たちは否が応でも残された時間の短さを常に意識させられる日々。子育てと終活、あらゆる人にとって他人事ではないふたつの軸が同時並行で語られていくからこそ、私はあらゆる人がこの作品を読む価値があると感じます。 ときに辛い現実も襲いかかります。2人目不妊や、終盤ではコロナ禍という未曾有の事態に陥った世界で生きる子供たちなど、困難なテーマも描かれます。今この作品を描くのであれば、そこから逃げてはいけないだろうという覚悟も感じました。 人は、人に何を伝えて、何を残していくのか。 何を幸せとし、何を喜びとするのか。 前作『セブンティウイザン』から全体を通して、人間が生きる上で大切なことがたくさん描かれている作品です。 先月、完結巻が発売となりましたが最後の5~7巻は紙媒体では発売されず電子限定となってしまっています。見つけにくくなってしまっているのが非常にもったいなく、多くの人に読まれるべき素晴らしい作品です。いつか『セブンティウイザン』同様に実写化などしてより広く知られて欲しいと切に思います。 子供の目線でも読んで感じるところは多いと思いますし、ぜひ親子で読んで語り合ってみても欲しい作品です。