小津晃太朗、25歳。3年間の会社員生活から転職し、小田原女子高等学校に社会科教諭として赴任。春爛漫な新天地「女の園」で出会ったのはお年頃の女性教諭!英語教諭の原多香子は32歳の独身で…!?朔ユキ蔵が贈る、女子高ラブ・ストーリー!!
小津が副担任をおおせつかったクラスの担任教諭は、キレイめな女性教師・多香子。多香子と元教え子と結婚した愛妻家・黒沢先生は、過去にワケありの関係だったみたいで…!?
職員机の上に婚約者の写真を突然飾りだした小津。だが、婚約者もいるのだけれど、多香子のことも気になる小津。そして、実は多香子のほうも密かに小津にドキドキで…!?
多香子に「告白」され、困って酔っ払った勢いで押し倒してしまった小津!誤って…怒られて…だけど、やっぱりほうってはおけなくて…。これはもう「合コン」しかない!?
ふたりきりで、遠足の下見に行くことになった小津と多香子。その日を翌日に控え、放課後に打ち合わせをするふたりだったが、その最中、小津の携帯に彼女から電話がかかってきた。外見は平静を装い続ける多香子だったが…!?
遠足の下見の帰り道。原先生の手を取り、自宅まで送ると言い出した小津。手をつないだまま、沈黙したまま、歩き続けること数分。とうとう多香子のマンションの前にたどり着くが、ふたりの手はまだ離れない…。
祖母の急病で帰国した小津の婚約者・カオリ。見舞いの場で結婚が来春と決まった。そのことは小津の妹・琴実の口からすぐに多香子へ伝わる。もやもやを抱えた小津は、気持ちのけじめをつけるために…!?
ついに結ばれた小津と多香子。小津の気持ちが次第に傾いていくなか、多香子の心境にも変化が…!?新恋人・江川も現れて、近づいたふたりの距離がまた離れていく…。
新恋人・江川からの突然のキス、突然のプロポーズ(?)。多香子が小津への想いを断ち切ろうとするなか、ついに小津は自分の気持ちを多香子へ伝える決意をする。いつまでも迷ってはいられない!
婚約者がいながらも、ついに多香子に本当の想いを伝えた小津。幾多のすれ違いと迷いを乗り越えて、体も心もひとつになれたふたりの決断とは…!?そして、多香子の白馬の王子様は?愛と修羅場と感動の完結巻!!
アラサー女性教師が新しく赴任してきた年下の男性教師と恋愛する話。 有り体に言うとそうなのだけど、その女性教師は既婚男性と不倫していたり、男性教師には婚約者(海外留学中)がいたり、というちょっとした複雑さもある。 それが大人のラブストーリーとして物語をすすめてくれます。 随分前の作品なのですが、定期的に読みたくなる作品の一つ。 女性教師 原多香子(通称タカコ様)は、自分にある種のツンデレの概念を植え付けてくれたからでしょうか。 普段は毅然とした態度でいるのに、恋愛のことになるとモジモジと奥手だったり、ちょっとしたことで「あーあ。」と後悔したり、だけど、意地張って虚勢をはったり…。 なんだかとっても可愛らしいのです。 年上女性の可愛らしさをこれでもかと詰め込んでおります。 ビールをグイグイ飲む姿とか、どツボですよ。 また、作中にでてくる言葉のチョイスもいいのです。 「誰にも選ばれなかったから一人」 「明日の自分は想像できる、一週間後、一ヶ月後の自分も想像できる・・・でも10年後の自分は怖くて想像できない」 「女の旬」 などなど。 なんとも、妙齢女子特有の叫びがリアルで胸が締め付けられます。 最後二人がどうなるのか、最終巻までじりじりさせますが、きっと後悔はしない終わり方です。 リアルな大人な恋愛を楽しみたい方はぜひ。
アラサー女性教師が新しく赴任してきた年下の男性教師と恋愛する話。 有り体に言うとそうなのだけど、その女性教師は既婚男性と不倫していたり、男性教師には婚約者(海外留学中)がいたり、というちょっとした複雑さもある。 それが大人のラブストーリーとして物語をすすめてくれます。 随分前の作品なのですが、定期的に読みたくなる作品の一つ。 女性教師 原多香子(通称タカコ様)は、自分にある種のツンデレの概念を植え付けてくれたからでしょうか。 普段は毅然とした態度でいるのに、恋愛のことになるとモジモジと奥手だったり、ちょっとしたことで「あーあ。」と後悔したり、だけど、意地張って虚勢をはったり…。 なんだかとっても可愛らしいのです。 年上女性の可愛らしさをこれでもかと詰め込んでおります。 ビールをグイグイ飲む姿とか、どツボですよ。 また、作中にでてくる言葉のチョイスもいいのです。 「誰にも選ばれなかったから一人」 「明日の自分は想像できる、一週間後、一ヶ月後の自分も想像できる・・・でも10年後の自分は怖くて想像できない」 「女の旬」 などなど。 なんとも、妙齢女子特有の叫びがリアルで胸が締め付けられます。 最後二人がどうなるのか、最終巻までじりじりさせますが、きっと後悔はしない終わり方です。 リアルな大人な恋愛を楽しみたい方はぜひ。