あらすじ

大学を中退し、麻雀プロになることを夢見て日々雀荘に入り浸る羽根満男。ある日、羽根は麻雀界のスター・麻雀吾郎と卓を囲む機会を得る。意気揚々と勝負に臨んだ羽根だったが、同席した正体不明の男・九佐井一平に手筋を読み切られ……。
プロ(1)

大学を中退し、麻雀プロになることを夢見て日々雀荘に入り浸る羽根満男。ある日、羽根は麻雀界のスター・麻雀吾郎と卓を囲む機会を得る。意気揚々と勝負に臨んだ羽根だったが、同席した正体不明の男・九佐井一平に手筋を読み切られ……。

プロ(2)

新人王を勝ち取った羽根は新海の主宰する「牌義塾」へ参加し、プロとしての足場を固めていく。また、荒巻と行動を共にしていた九佐井も、とある事情から新海に接近。麻雀吾郎の仲介もあり、牌義塾へ入ることとなった。しかし牌義塾の流儀にことごとく反発する九佐井に、新海はじめ塾の面々はイライラを募らせていく。

プロ(3)

新海が主催する牌義塾の中心となった羽根だが、意見の食い違いから新海との間に溝ができてしまう。一方、牌義塾を追われた九佐井は、大阪で賭け麻雀の日々を送っていた。大阪で開催される第一回女性競技麻雀セミナーの講師として大阪を訪れた羽根を待っていたのは、伝説の雀師、根崎雀歩と九佐井だった。雀歩と九佐井が狙うものとは!?

プロ(4)

九佐井をスターとして持ちあげようとする根崎雀歩。しかし当の九佐井は気の抜けたような対局で、荒巻から心配をされる始末。「すべてはおまえのため」と諭す雀歩だったが、九佐井は雀歩を突き飛ばし、夜の街へと消えるのだった。一方、プロとしても、一人の男としても順風満帆な日々を送る羽根は、第2期四季杯争奪戦に挑む――。