あらすじある嵐の夜、一人の脱獄囚が神納家に押し入った。そして男の眼は、神納家の美しい妻・とき江に注がれた。「へへへっ、奥さんいい身体してるじゃねぇか」夫の眼の前で無残な凌辱を受け、それから十ヶ月後、とき江は一人の子供を誕生させる。生まれた子供・神納達也は、ナチスドイツの犯した淫虐な行為の数々を記した一冊の書物と出会う。その内容に興奮した達也は、その身に流れる血に忠実に生きることを決める。すなわち強姦魔の実の父より受け継いだ女を嬲り・犯し、蹂躙することに悦びを覚える嗜虐の血であった……。