あらすじ正月パレードを前に、元や自称トリーズンたちを一掃することになったグッさんたち。トリーズンを名乗る男たちにカツアゲされたヤツがいるという話を聞き、犯人探しに乗り出した。そこで出会ったのは真っ赤なRX-7、持ち主は、トリーズンを作った四天王の一人、テッポー!!いきなりボコられたグッさんは腹の虫が収まらない。トリーズンvs.ニセトリーズン戦争、勃発!!
大阪環状線を舞台に車乗りが破茶滅茶する漫画ですが、車にほとんど興味のないような人でも凄く楽しめます。リアル調の画ですが台詞も内容も読みやすく、一度読み始めると一気に最後まで読み進むことができます。お笑い芸人かのような関西人独特の言い回しや掛け合いがすごく小気味よく、テンポもいいので、暗い内容の話もいくつか出てきますが、それほど重く感じたりすることもなく基本的に楽しく読めるのが作者である南勝久さんの漫画の特徴。続編である「なにわ友あれ」もすごくおもしろいので、ぜひ併せて読んで欲しいです。