地球上で2人きりになったとしても、君とだけは絶対SEXしない。それでもよければ、側にいてあげるよ――。オカルト同好会<浪漫倶楽部>に籍を置く僕、相羽英夫(あいばひでお)。退屈な日々を送る退屈な僕の前に、不思議な空気をまとった入部希望者、早華胡桃(さはなくるみ)は突然現れた。その日、2人きりになったその部屋で、僕は彼女の言葉に耳を疑う。――「ねえ、オナニーして見せて」。やれない僕と、させない君の…。僕は彼女の奴隷になった。
胡桃に風邪をうつしてもらった相羽。熱にうなされているところに胡桃が見舞いにやって来て「体を拭いてあげる」と……。
クルミの家で、2人きりの花火…。とても幸福なその空間に、あのオジサンがやってきた。逃避できない現実が…!?
季節は夏から秋へ。早華の体内から流れ出るものでヒデオが舐めたことがないのは、もう涙だけ。2人の距離はさらに少し近づき、そして運命の悪戯も間近に…。
入院してしまったクルミに、ヒデオは約束の“波の華”を見させてあげられるのか。やれなかった僕とさせなかった君の物語、涙の最終回!!
エロ目当てで読んで裏切られるが良い!! しかし岡田和人先生の作品って切ないよなぁ… 投稿者は読後数日ぐらい引きずります。
エロ目当てで読んで裏切られるが良い!! しかし岡田和人先生の作品って切ないよなぁ… 投稿者は読後数日ぐらい引きずります。