あらすじ

世界を終わりへと導く龍がついに目覚めてしまい、窮地に立たされた匡たち。彼らは救えるか、龍が誘う終焉から――。
アルカフス 1

僕を呼ぶ、懐かしい声。甦る記憶、遠い昔、神社で出会った秘密の友達。気づけば僕は、その声を追いかけていた。走って、走って、たどり着いた先――そこには、僕らの世界とは違うセカイが広がっていた。

アルカフス 2

10年ぶりの再会を果たすも、キュルルは記憶が捻じ曲げられていた。匡は顔も名前も知らないはずの“ご主人様”と認識され、困惑する。行き詰まるなかふと気がつくと、そこには懐かしい景色が広がっていて――。

アルカフス 3

無言の悲鳴しかあげることができないカフス達の石化。スズが苦しむユリウスへの依存。それら一切の呪縛を破壊するため、匡たちはユリウスが執り行う、スズの転生儀式中止作戦に乗り出す。その鍵を握るのは――スズ。

アルカフス 4

世界を終わりへと導く龍がついに目覚めてしまい、窮地に立たされた匡たち。彼らは救えるか、龍が誘う終焉から――。