僕を呼ぶ、懐かしい声。甦る記憶、遠い昔、神社で出会った秘密の友達。気づけば僕は、その声を追いかけていた。走って、走って、たどり着いた先――そこには、僕らの世界とは違うセカイが広がっていた。
10年ぶりの再会を果たすも、キュルルは記憶が捻じ曲げられていた。匡は顔も名前も知らないはずの“ご主人様”と認識され、困惑する。行き詰まるなかふと気がつくと、そこには懐かしい景色が広がっていて――。
無言の悲鳴しかあげることができないカフス達の石化。スズが苦しむユリウスへの依存。それら一切の呪縛を破壊するため、匡たちはユリウスが執り行う、スズの転生儀式中止作戦に乗り出す。その鍵を握るのは――スズ。
世界を終わりへと導く龍がついに目覚めてしまい、窮地に立たされた匡たち。彼らは救えるか、龍が誘う終焉から――。
ドラゴンエイジのお家芸的な萌え漫画という感じ。絵がきれいです。異世界、ケモと記号的な要素は多いですが、読んでみるとよく練られたストーリーであることがわかります。 カフスというケモ少女な種族は人間によって記憶や精神を操作されていて、主人公のいた現世での知人にそっくりな外見であることや、少女ばかりであること、主人公の少年には耳もしっぽも生えず記憶も正常であることなどからおおよその展開の察しはつきますが、もしかしたらそれも手の込んだミスリードかもしれません。 出てくる建物が中世ヨーロッパ風でなくエスニックな様式なのがなんだか新鮮でいい感じです。背景も綺麗、というのは異世界モノとしてポイント高いです。
ドラゴンエイジのお家芸的な萌え漫画という感じ。絵がきれいです。異世界、ケモと記号的な要素は多いですが、読んでみるとよく練られたストーリーであることがわかります。 カフスというケモ少女な種族は人間によって記憶や精神を操作されていて、主人公のいた現世での知人にそっくりな外見であることや、少女ばかりであること、主人公の少年には耳もしっぽも生えず記憶も正常であることなどからおおよその展開の察しはつきますが、もしかしたらそれも手の込んだミスリードかもしれません。 出てくる建物が中世ヨーロッパ風でなくエスニックな様式なのがなんだか新鮮でいい感じです。背景も綺麗、というのは異世界モノとしてポイント高いです。