あらすじ

父母殺害の真犯人。「連合オークション・ハウス」壊滅を宿願とするリュウ。スーザンの持つ猿投天目の茶碗を狙ってマフィアが動きだし、リュウは茶碗の謎を暴くため、日本でマフィアの依頼人・加賀山天峰なる人物の本拠地へ向かうが…!?
オークション・ハウス 1巻

美術品世界の「首都」・ロンドンにその名をとどろかすオークション・ハウス「オリバー社」。そこに父母の仇への復讐の二文字を胸に秘め、類まれなる鑑定眼と贋作技術を武器に活躍する日本人がいた。――その男の名は柳宗厳!!

オークション・ハウス 2巻

闇のオークションにレンブラントの名品が出品されるという噂がひろがっていた。しかも裏で手を引いているのはオリバー社の同僚・タッド。リュウを快く思っていないタッドだが、オリバー社を救うため、リュウは一人闇のオークションに乗り込んだ!

オークション・ハウス 3巻

幻の名画、ミケランジェロのクレオパトラが出現!!リュウはこの絵に、ある罠を仕掛け、世界一のオークションに挑むが…!!

オークション・ハウス 4巻

ミケランジェロのオークションでリュウと競り合い、勝ったのは村尾財閥の令嬢・由美。リュウに恋焦がれるゆえにライバル心を燃やす由美だが、そのミケランジェロは贋作だった…!!

オークション・ハウス 5巻

憎悪を深めた由美の放つ刺客に対抗すべく、東欧の魔女と異名を取る殺し屋・シアラをボディーガードに、リュウはスイスにこもるが…!?

オークション・ハウス 6巻

「愛しているからこそこの手で殺す」凄まじいまでの由美のリュウに対する逆愛。リュウを守るため凶弾に倒れたシアラの死ぬ間際に残した言葉は、二人に永遠の愛を誓えというものだった…!!

オークション・ハウス 7巻

互いに激しく敵対しあったリュウと由美。嫉妬、憎悪、愛情…多くの感情を経て、ようやく光さす未来に歩き出した二人に運命の黒い影が今また忍び寄る…!

オークション・ハウス 8巻

リュウを守るため、中国人の殺し屋に殺された由美。愛しあった妻の仇を取るため、リュウは敵に変装して美術界の悪の組織に単身乗り込んだ!

オークション・ハウス 9巻

パリで闇のオークション・ハウスの存在を知ったリュウは、その組織の末端に潜入。背後に日本人のヤクザが関係していることを突き止めるが…!?

オークション・ハウス 10巻

かつての日本での生家に戻ってきたリュウは、そこに暮らす別の母娘の了解を取り間借りすることにした。しかし世界の美術品の「闇の底」と呼ばれる日本。屋敷内の美術品をめぐり、闇の組織に娘が拉致される…。

オークション・ハウス 11巻

父母の仇の手掛かりを求め、裏の美術品組織「闇の底」に潜入したリュウは、その本部がロンドンに存在することに辿りつく。女首領ベラ・コデルに会うべくリュウは単身、ブラックミュージアムに乗り込んだ!!

オークション・ハウス 12巻

両親を殺し、フェルメールの名画「レースを編む女」を奪い逃走した仇の一人、ヘンリー・シガートを追いつめたリュウ。残る仇はついにあと一人…。

オークション・ハウス 13巻

リュウは両親の仇・最後の一人がインドに潜伏していることを知った。因縁の対立から和解した英国・皇太子の伯母の計らいで、その娘の女医・バネットと結婚したリュウは、いよいよ宿敵の待つ地・インドに発った!!

オークション・ハウス 14巻

遂に復讐を遂げたリュウ。ようやく闇から出て、まぶしい陽光の道を歩けると思った矢先に上海で衝撃の真実を知る。なんと、リュウの父母の仇の三人に殺害を依頼したのは、オークション・ハウスだった…。

オークション・ハウス 15巻

父母殺害を命じた真犯人が、英国「連合オークション・ハウス」だと知ったリュウは連合壊滅に乗り出した。一方リュウには、闇の力「宗門図書館」より、宗門の置く不覚に棲みつく女殺人マシーン・オノンが差し向けられるが…!?

オークション・ハウス 16巻

イエス・キリストの聖骸布の真贋を見極めるべくドイツの宗門図書館に乗り込んだリュウ。なんとそこにいたのは宗教の力で再び世を支配しようとたくらむナチスドイツのアドルフ・ヒットラーだった!

オークション・ハウス 17巻

父母殺害の真犯人・「連合・オークションハウス」壊滅を宿願に、宗門図書館の謎を暴き、一時は敵対したヒットラーの娘・オノンと心を通わせたリュウだったが、矢先に彼女を失ってしまう…。

オークション・ハウス 18巻

激しい喪失感を抱き彼女の故郷を訪れたリュウは、彼女の異父妹・イメルダと出会い、「連合」と関わる彼女とトロイアの首飾りを守ることに…!!

オークション・ハウス 19巻

度重なる闘いで次々と愛する存在を失ってしまったリュウ。しかし、旧友・佐々木竜伯の娘、スーザンと出会い再びリュウの魂はよみがえった!

オークション・ハウス 20巻

父母殺害の真犯人。「連合オークション・ハウス」壊滅を宿願とするリュウ。スーザンの持つ猿投天目の茶碗を狙ってマフィアが動きだし、リュウは茶碗の謎を暴くため、日本でマフィアの依頼人・加賀山天峰なる人物の本拠地へ向かうが…!?

オークション・ハウス 21巻

英国「連合オークション・ハウス」との戦いで傷つき、魂の漂泊者となったリュウは、美貌の学芸員・祥子と出会い、オリエント急行で旅に出た。そこで思わぬ事件に遭遇し、再び黒い謀略へと巻き込まれていく…。

オークション・ハウス 22巻

14歳の時に乱暴され、それから常軌を逸した行動をとるようになったピカードの娘・クリス。リュウの命を狙うクリスだが、リュウはクリスを人間の道に戻すため、敢えて行動を共にする道を選ぶ。

オークション・ハウス 23巻

リュウの才能に惚れこみ、我がものにしようと企む富豪・ピカードは、謎めいた遺言を残し、自滅。その言葉に導かれるように、中国・上海の地を訪れたリュウは、正体不明の女・めどきと出会うが…。

オークション・ハウス 24巻

めどきと結ばれたリュウは、アメリカの片田舎の村で古美術店を開く。その目的は盗まれたモナリザを探すこと。しかし、事件の鍵を握る老人・コルビエに毒入りの酒を飲まされ、拘束されてしまう。

オークション・ハウス 25巻

リュウは88年前に盗まれた真作モナリザを探し当て、ルーブル美術館に返還した。その実績に目をつけた回収屋がリュウに接近。行方不明の名画「光と色・影と闇」と回収させようとする。日本へ飛んだリュウは、絵の手掛かりを握るショウに近づいた!

オークション・ハウス 26巻

静脈に薬物を注射され身動きがとれず、地中海の島に拘束されたリュウ。重度の麻薬中毒にさせられ、絶対絶命のピンチを迎える!はたしてリュウをさらったIRAの目的は…!?

オークション・ハウス 27巻

回収屋に目をつけられたリュウ。今度はグッゲンハイム財閥の財産をテロリストから守るため、遺産相続人の女・ブリジッドを排除するにいたったリュウは、彼女の父親を訪ね、南フランスへと渡るが…!?

オークション・ハウス 28巻

今まで愛した女たちとの永遠の別離を決意したリュウは、目前で自殺を図るも、一命をとりとめる。しかし、その代償としてなんとリュウは記憶喪失に…!!

オークション・ハウス 29巻

記憶を取り戻すべくカジノを訪れたリュウは、そこで、かつて戦った「赤い人」から、足利家の金印を日本に返還することを依頼される。金印を巡り、秘密結社・水明会の女ボス、南郷朱鏡と対決するが、見事勝利。その先にあるものは…?

オークション・ハウス 30巻

遂に記憶を取り戻したリュウは新宿・歌舞伎町で「せンせい」と呼ぶ桧山ツヤの元を訪ねる。ツヤから贋作を描くことを依頼されるリュウ。その裏には、ツヤのかつての恋人で現役総理大臣の阿川への復讐の思いがあった。一国の主を向こうにまわし、闘うことを決意するリュウ。珠玉の長編アート・アクション、ついに完結!!