幼いころから「見てはいけないものが見える」体質の持ち主・野久保圭司は親の事情で祖父の暮らす田舎へと引っ越してきた。転校先で、犬の頭と人間の体を併せ持つ「見てはいけないもの」を憑けた少年・藤堂七尾と出会う。藤堂は「七代祟られている」と、地元でも有名な家系だといい、そんな藤堂が野久保のことをなぜか知っていて……!?