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ヤマザキマリ
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ヤマザキマリの作品の感想・レビュー
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ヤマザキマリ
やまざきまり
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ヤマザキマリの作品の感想・レビュー
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時空超えさせるよねー
タベルナ・メモリア〜追憶の居酒屋〜 ヤマザキマリ
名無し
※ネタバレを含むクチコミです。
オリンピックの意味、そして表現とお金。
オリンピア・キュクロス ヤマザキマリ
nyae
たぶん、2020年東京オリンピック開催が決まったことがこの連載が始まるきっかけになったと思うんですが、決して「オリンピック万歳!」的な内容ではなく、元は神に捧げる祭事であったところから、いかに経済効果を上げるかが目的となってきたこと、そしてアスリートは「国のために戦い、そして結果を出す」ことが当たり前になっているのは何故か、ということがメッセージのひとつとなってます。 メインのストーリーとしては、古代ギリシャの壺絵師を生業とするオタクの青年が、自分が好きなこと・やりたいことと他人に期待されることの違いに悩み、ひょんなことから様々な時代の日本へタイムスリップし(どっかで見たな)、スポーツをすることの意義やオリンピックのあり方、表現と感動、そして経済を学び、そしてそこで得た知識やアイデアを地元の村の繁栄に役立ててゆきます。 こうあるべきと押し付けるようなものではないですが、今はオリンピックに少し重きを置きすぎというか、お金や勝ち負けよりももっと優先してもいいことってあるんじゃないかな、という作者の願いが、とくにあとがきを読むことで伝わります。 確かに、選手たちはいちいち国を背負いすぎだし、他人に「夢と勇気」を与えることが目的なの変じゃない?君がやりたいからやってるんじゃないの?と個人的にも思います。 (全員がそうじゃないかもですが)好きで、楽しくて始めたはずのスポーツが、いつしか重圧になってしまい、結果を残さなければ存在意義すら失いかねない。 5巻の羽海野チカさんとの対談でもありましたが、世界的なスポーツ大会の舞台に立っている姿を見るだけで「偉い、尊い、優勝!」ってなっても良いはず。どんな結果であろうと選手に文句をつける人はそれなりの権利があるんでしょうね?という話です。 この漫画はまだ続いてますしどういう着地をするかは分かりませんが、オリンピックというものについて色々思うところがある人には読んで欲しいかなと思います。
中東シリアでヤマザキ一家と出会った猫ゴルム
アラビア猫のゴルム ヤマザキマリ
nyae
ものすごい数の国境を超えた引っ越しを繰り返すヤマザキマリとその家族。 この漫画の舞台である中東シリアの首都ダマスカスには、旦那さんのベッピーノの希望により移住することとなり、そして再びイタリアへ引っ越す2ヶ月まえに出会う猫・ゴルムとの日々を描く。というよりゴルムの目線で物語は語られる。 世界中いろんな場所でいろんな猫とともに生きてきた著者が言うには、シリアに住む猫は肝が座っていておおらかなのが多いらしい。ゴルムの目から見たヤマザキマリ一家の滑稽な日常描写もさることながら、このシリアという場所がこのあととんでもないことになるという事実が、読んでいて頭によぎる。 あとがきによればイタリアに引っ越す前の時点ですでに平和とは言えない状況だったらしいけど、それでもあそこまで長引いて、歴史的な建造物や遺産がなくなってしまうとは思いもよらなかっただろうなと思います。猫が主役の愉快な猫マンガですが、いろんな背景を思うとゴルムはとても不思議な運を持った猫だなと感じます。 ぜひイタリア引っ越し以降のゴルムの生活を描いた続編も読んでみたいものです。 ちなみにゴルムの名前はロード・オブ・ザ・リングからとっている。 日本では「ゴラム」と発音してたけどここでは違うのが国の違いを感じて面白いですね。
ヤマザキマリの半自伝的漫画・中学生編
涼子さんの言うことには ヤマザキマリ
nyae
ルミとマヤとその周辺の続編。 小学生だったルミが中学生になり、母親の代わりに1ヶ月間たった1人でヨーロッパへ行ったエピソードがメインに描かれてます。 これは著者の実体験らしいです。 これ単体でも問題ないですが、ルミマヤの方を読んで姉妹がどんな幼少期を過ごしたのか知ってからの方がより良いです。 ルミマヤでは無邪気に過ごしていた2人ですが、ルミはヨーロッパ旅行でかなり荒波に揉まれます。当然と言えば当然で、言葉も通じないのに知り合いもいない外国へ1ヶ月も行くなんて怖すぎる。下手したら事件に巻き込まれることだって十分あり得るのに、結果的に運命的な出会いも果たし、良い思い出を作って戻ってこれたというのは、ツイてるというか持ってるというか。 怖いとは書いたけど、これはある意味博打のようなもので、たまには自分の意思とは違う方の流れに乗ってみるとか、人に振り回されてみるとか、普段なら絶対やらないことをやってみるとか、そういうイレギュラーって意外とのちの人生に大きく影響する事があるから必要なのかもしれない。 でも著者の他のエッセイもいくつか読んでるけど、このヨーロッパ旅行が大したことないと思えるくらい良くも悪くもいろんな事が起きまくるから、多分この人は特別なんだと思う。笑
厳選!読んでほしいこのマンガ
天幕のジャードゥーガル
著者:
トマトスープ
3巻まで刊行
作品情報はこちら
ヤマザキマリの半自伝的漫画・小学生編
ルミとマヤとその周辺 ヤマザキマリ
nyae
フィクションも織り交ぜつつ、自身が幼少期に過ごした北海道を舞台に描いた昭和ノスタルジックストーリー。 小学生のルミとマヤの姉妹は、仕事で家を空けることが多いバイオリニストの母親との3人暮らし。 時代的にも、音楽家という仕事への理解がない人が多く、肩身の狭い思いをする事もあったが、2人は明るく朗らかに暮らしている。 様々な事情を抱えた人々が一生懸命生きる姿が描かれるが、姉妹2人の底抜けの明るさが周りの空気をいつでも和ませる。ちょっと心が緩んでると途端に涙が溢れてくるような話が多いので注意。 3巻の巻末おまけで、ここに描かれている涼子さん(姉妹の母親)と、実際の涼子さん(著者の母親)との違いが描かれるが、差が凄すぎてノスタルジックに染みて温まった心がどっかに吹っ飛ぶ。笑
変人
スティーブ・ジョブズ ヤマザキマリ ウォルター・アイザックソン
名無し
やっぱり天才は普通じゃない。Appleを作っただけの事はある。おすすめ。
ヤマザキ先生の傑作
テルマエ・ロマエ ヤマザキマリ
しん
ルシウスの風呂に入ってみたい。
歴史もコメディーも!
テルマエ・ロマエ ヤマザキマリ
まし
とにかく笑える! 昔の人が現代の色々なものを見たときに、どんなリアクションをするのかが、多分一番おもしろい形で描かれていると思う。 同時にローマの歴史などを理解することもできるから、受験勉強の間に息抜きとして読むのがオススメ! そして温泉の話なので日本の素敵な文化をより良く知ることができるし、とってもほっこりするお話。 お風呂あがりに読んだら最高だと思う!
歴史の勉強になる!
プリニウス ヤマザキマリ とり・みき
さーこ
ローマの人物像がリアルでおもしろい。
若きジョブズがとにかくムカつく
スティーブ・ジョブズ ヤマザキマリ ウォルター・アイザックソン
xiaome
風呂に入らずLSDをキメて周りを罵りながら仕事をする、しかし仕事は出来る。 こいつはヤバイ。こんなヤバイ奴だったのか。
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