四方八方から「どうしてあんなことを言ったんだ」と矢が飛んできて、私自身も傷を負いました。でも、あの騒ぎによって原作者の権利を意識する流れが少なからず出てくるきっかけになったのなら、それに越したことはないと思っています。とはいえ、いまだに原作者に不利な慣行は続いていますけどね。

イタリアと日本の2拠点で暮らし、世界各地を肌で知るヤマザキマリさん。イタリアの書店の話はヤマザキさんに聞くしかない、と今日はお時間をいただくことになりました。

実録！動画で味わう名物編集長とのインターナショナル生打ち合わせ

テルマエ作者が天才ジョブズを熱筆

“オリンピック”の意義とは何か。マンガ『オリンピア・キュクロス』の作者、ヤマザキマリと大英博物館で開催された『The Citi exhibition Manga マンガ』展を手がけたキュレーター、ニコル・クーリッジ・ルマニエールが、海外の観点を交えて自在に放談。五輪、コロナ禍、そして今後の社会の動向をざっくばらんに語り合う

漫画は世界的に影響力がある日本の一大産業だが、漫画家の立場は強いとはいえない現状がある。漫画家で文筆家のヤマザキマリさんに自身の経験を聞いた。AERA 2024年4月8日号より。

89歳で亡くなった、漫画家ヤマザキマリさんの母でヴィオラ奏者の量子さんの追悼コンサートが今年4月に千歳で行われ、全国から700～800人が参加した。「コンサートが終わったあとは、関係者で汗を流しつつジ…

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<p style="text-align: left;">「私が好きなのは一度読んだら完結する本じゃない。常に思索欲を挑発してくれるような本なんだと思います」。そう語る文筆家・漫画家のヤマザキマリさん。現在の活躍の原点ともいえる本を紹介いただきます。</p>