目鼻立ちの整った美しい男の子。彼との出逢いは、はじめはただの偶然のようなものだった…。――人気小説家の西田折江はある日、悪い噂の多い自称映画監督・吉本信男からの連絡を受けた。そんな男にSM映画制作の話を持ちかけられた折江は相手にしなかったが、運命的な力に導かれるように妖しい世界へと…。――官能小説界の巨匠・団鬼六の原作「女学生」を、妖艶な絵柄で知られる漫画家・杉本ふぁりなが、独創的な感性で新解釈し、美麗な筆致で魅惑の空間へと誘う傑作耽美作品が単行本版で再登場!
闇に光る紅い瞳。見つめられると動けなくなるーー。あやめ先輩に出逢ったのは二年前、まだ私が幼稚舎から大学までの一貫校『私立百合園学園』中等部の頃だった。当時あやめ先輩は高等部の一年で、我が百合園学園の圧倒的マドンナと噂される美貌の持ち主、お近付きになる事なんて無いと思っていたのに、まさか高等部の寮で同室になるなんて…!だけど同室になってから、時々不思議な事が起こる。あやめ先輩の姿が鏡に映らなかったり…。気にしないようにしていたけれど、ある夜、あやめ先輩が私のベッドにやって来て…。男にも女にも擬態できる吸血鬼と少女のラブストーリーを描いた【テラーノベル】の人気原作がついにコミカライズ化!!
「ミリー、もうやめられない」 どうにもならない身分差なのに、王子の求愛が止まらない!「俺はおまえを妻にしたい」王太子アストルフの突然の求婚にミリアムは戸惑った。10年前、騎士団長で英雄と呼ばれた父と優しい母を相次いで亡くし、遺産争いに巻き込まれて一切の感情を失った彼女にとって、手をさしのべ救ってくれたアストルフは恩人。でも次期国王の彼が、後ろ盾もない自分を妻にできるはずがない。「駄目です、こんな…」ミリアムの身体を熱い愛撫が蕩かしていく。――激しく求められて拒みきれないのは、大好きな人だから。許されないことなのに、身も心も甘く虜にされていき…?
身分違いの求愛 戸惑いながらも身体は感じて──「ミリー、もうやめられない」いつもは優しいその声が熱を帯びている。どうしてこんなことになってしまったの──? 10年前、軍人だった父ジルと病弱だった母を相次いで亡くしたミリアム。遺産を巡る争いに巻き込まれ、一切の感情を失った彼女に手を差し伸べたのは王太子アストルフだった。彼の優しさに触れてミリアムの心はほどけていく。だがある日、敬愛する彼に突然求婚され、さらに激しく求められて身体を許してしまい…?
売れっ子ロマンス作家モリーは仕事の移動中、不注意から接触事故を起こしてしまう。慌てるモリーだったが、相手の車から現れた男性を見た瞬間目を瞠った! 彼はトム・ギャリック。モリー同じく小説家として活躍するハードボイルド界のプリンスだ。そして…5年前に決別した私の書類上の夫。彼とのことは2度と触れたくない過去の傷、なのに…食事に誘われ気づけばモリーは彼とベッドをともにしてしまっていた。他「演じきれない別れ」「初恋はいまも心に」も同時収録。
「君は僕の妻だ。何を遠慮することがある?」クレアの夫となった近衛隊長のトラヴィスは、妻の足を毎夜念入りにマッサージするのが習慣。次期公爵である彼を夜な夜なひざまずかせる背徳感に戸惑いながらも甘くとろけていくクレア。二人の出会いは夜会の庭園。醜聞になりかねないと知りつつも親友のために池に入った彼女を見初めたのがトラヴィスだった。女嫌いで有名だったのが嘘のようにクレアを溺愛し、時には嫉妬さえ見せる彼。傍目には非の打ち所のない蜜月の日々だけど、クレアにはどうしても拭いきれない不安があって──?
「愛らしいな、君のここは」駆け落ちした従姉の醜聞を打ち消すため、身代わりに“幽霊屋敷”へ勤めに出たリュシー。当主のジャック・ダルトワは視力を失い、数少ない使用人と共に屋敷にこもっている貴族だった。雇い続けてもらおうと奮闘するうち、ジャックの抱えた苦悩と孤独に気づいたリュシーは彼の力になろうと尽くし、二人の距離は近づいていく。ある日、ダジャックに求められて入浴の手伝いをしたリュシーは彼に触れられてついに快楽を知る。重ねる身体は熱く溶け合うのに、本当の名前は明かせないまま、想いは募って――。
月光館のウインドゥ越しに見入ってしまった人形たち。そのビスクドールを作った月也に心惹かれた日向子。何度も月光館に通い、お香の香りに酔わされて抱かれた。愛されていると思ったのに、十四のときに死んだ月也の妹・月子の面影を求められただけだった。彼が愛したのは、自分そっくりな月子の人形…。赤い月の下、さよならの言葉を残して人形を抱いて去った月也。永遠に変わらぬ妹の移し身を愛していくの?「月光奇譚」他に「engage」「スフィア~月の螺旋~」「早春譜」を収録。
偶然の出会い突然の求婚どこか不安を抱えたまま恋に落ちてしまって…!?「君は僕の妻だ。何を遠慮することがある?」クレアの夫となった近衛隊長のトラヴィスは、妻の足を毎夜念入りにマッサージするのが習慣。次期公爵である彼を夜な夜なひざまずかせる背徳感に戸惑いながらも甘くとろけていくクレア。二人の出会いは夜会の庭園。醜聞になりかねないと知りつつも親友のために池に入った彼女を見初めたのがトラヴィスだった。女嫌いで有名だったのが嘘のようにクレアを溺愛し、時には嫉妬さえ見せる彼。傍目には非の打ち所のない蜜月の日々だけど、クレアにはどうしても拭いきれない不安があって──?
「綺麗・・・」思わず感嘆の声を漏らしてしまった『ソレ』は、背中に彫られた大きな刺青でした――。普通のOLとして平穏な暮らしを送っていた咲良(さくら)。突然火災で暮らす部屋を失い、途方に暮れていたが・・・ひょんなことから龍門寺の組長を凶弾から助けてしまう。お礼がしたいと言う組長に屋敷へと連れてこられた彼女は、部屋の修繕の間だけ屋敷に住まわせてもらうことに。 目まぐるしい環境の変化に追いつけない咲良が、偶然見てしまったのは、組の若頭・龍門寺和弥(かずや)の背中に彫られている心奪われるような刺青だった・・・。
◆「見せてくれ、きみのすべてを」若き国王レナードの縁談を回避するため、かりそめの婚約者に選ばれたアイリス。過去のトラウマから社交界にデビューせず、引きこもりの屋根裏令嬢と揶揄されるアイリスは、美しく凛々しいレナードに心惹かれながらも、不釣り合いな自分に悩む。けれどそんな彼女を、レナードは優しく淫らに愛撫し、その溺愛にアイリスも心と身体を開いていく。「きみにもっと触れたい」と告げられ、レナードに応えようと決意するアイリス。しかし、婚約者お披露目の舞踏会で引きこもりの原因となった人物と直面することになり…!?
心を癒す奇跡の歌声をもつ<小夜啼鳥>の乙女、寧々。鳥籠に入れられ大国の皇太子瑛璋に献上されるが、出会うなり刺客と疑われ、戸惑いに震える心を試すかのように唐突に唇を奪われてしまう。怖くて意地悪な人。なのに…触れられるたび思い出す唇の熱。ふとみせるやさしさに寧々は次第に惹かれはじめる。だがある夜、誤解から身体を囚われて…!? 「今は指1本が限界のようだね」ゆっくりと花開かれていく初心な身体。罰という名の甘い愛撫は未知なる快感を導いて…!?
――いつから、こんな関係になったのだろう。同じ顔、同じ声、わたしたちはいつも特別だった。同じ細胞から生まれた、ひとついの子供。それは、完全な世界(パーフェクト・ワールド)――。桃子と櫻子、美しい双子の姉妹の間に罅(ひび)が入ったのは、桃子が恋をしたからだった――。『月光奇譚』から連なる杉本ふぁりなの怪しく幻想的な世界が再び甦る。
「君が父に拾われた子猫ちゃんか」背後から唐突に棘のある言葉を投げかけられたレインは、その覚えのある声の冷たさに身構えた。彼は世界的大企業の若き経営者キングスリー・クレイボーン。7年前、レインの父を陥れ死に追いやった憎むべき男だ。復讐のため偶然を装い彼に近づくレイン。だが彼は美しく成長した彼女が誰かを知る由もなく熱いまなざしを向けてきた。そして低く熱のこもった声で愛を囁き、拒めないのを見透かすように熱いキスを浴びせてきて――!?
求められて、拒めなくて恥ずかしいところを全部さらけ出してしまう――「見せてくれ、きみのすべてを」若き国王レナードの縁談を回避するため、かりそめの婚約者に選ばれたアイリス。過去のトラウマから社交界にデビューせず、引きこもりの屋根裏令嬢と揶揄されるアイリスは、美しく凛々しいレナードに心惹かれながらも、不釣り合いな自分に悩む。けれどそんな彼女を、レナードは優しく淫らに愛撫し、その溺愛にアイリスも心と身体を開いていく。「きみにもっと触れたい」と告げられ、レナードに応えようと決意するアイリス。しかし、婚約者お披露目の舞踏会で引きこもりの原因となった人物と直面することになり…!?
突然の出逢い、昔の彼との再会、憧れの先生と・・・切なくて愛しくてシアワセな恋の宝石箱。
「こうしないと君を確かめられない」彼の指が触れるたび、未知の熱が身体にともる―― 「愛らしいな、君のここは」駆け落ちした従姉の醜聞を打ち消すため、身代わりに“幽霊屋敷”へ勤めに出たリュシー。当主のジャック・ダルトワは視力を失い、数少ない使用人と共に屋敷にこもっている貴族だった。雇い続けてもらおうと奮闘するうち、ジャックの抱えた苦悩と孤独に気づいたリュシーは彼の力になろうと尽くし、二人の距離は近づいていく。ある日、ダジャックに求められて入浴の手伝いをしたリュシーは彼に触れられてついに快楽を知る。重ねる身体は熱く溶け合うのに、本当の名前は明かせないまま、想いは募って――。
目鼻立ちの整った美しい男の子。彼との出逢いは、はじめはただの偶然のようなものだった…。――人気小説家の西田折江はある日、悪い噂の多い自称映画監督・吉本信男からの連絡を受けた。そんな男にSM映画の制作の話を持ちかけられた折江は相手にしなかったが、運命的な力に導かれるように妖しい世界へと…。――官能小説界の巨匠・団鬼六の作品「女学生」を、大人気漫画家杉本ふぁりな が、独創的な感性で新解釈し、美麗な筆致で魅惑の空間へと誘う。
彼の笑顔がとてもまぶしかったから、どうしても触れたくて…だから、どんな手段を使っても欲しいと思ったの…けれど…いまになって私、後悔している ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
知り合ってかれこれ5年、アイツの部屋で目が覚めた…。飲んだ後の記憶がここ数日ないんだけど! 彼女がいたよね? 私は当て馬なの?? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
「君、カレシとかいるの?」…花屋を継いだマコトは、密かな想い人、高校教師工藤にある日の放課後誘惑されてしまい…『水曜日のひまわり』「親友だと思っていた僕を、一方的に押し倒して唇うばって舌までいれて?!」―突然の転校から二年、大地の前にあらわれた初恋の相手、龍也は凶悪に変貌していて…『同級生』切なく甘い、青少年の恋のカタチを端正に描いた、杉本ふぁりな珠玉の作品集!
「きっとまた会える」――。再会の約束は6年後のクリスマス。12の冬休み、卒業を待たずに転校してしまった葉月は久しぶりに訪れた小学校で、初恋の男の子・類と出会うが…。せつないキスを、あなたのすべてを、からだに刻んで――。
旅行会社に勤める美海は恋愛経験が浅く、幼なじみで外資系トレーダーの湊にいつもからかわれている。湊は誰もが認めるイケメンだが、美海にとってはただの幼なじみだった。いきなり「ラブホいかない?」と誘ったかと思うと、高価なアクセサリーをプレゼントされたり、デートと称してドライブに誘ってきたりとその変化に美海は困惑。そんな時、美海がストーカー被害に…。 (この作品は電子コミック誌comic Berry’s Vol.6~Vol.10に収録されています。重複購入にご注意ください)
親の借金を肩代わりしてもらう為、矢木沢グループの御曹司・蒼の相手をする事になった一花。ひと夏の約束で、蒼の為すがままにされる日々。嫌いなはずが、体を重ねる内秘密の関係に心地よさを感じ、戸惑う一花だが…。純粋な愛が心に染みる極上のラブストーリー。