主人公のさちの両親の考えが真逆で、さちの父親と相手の宝の母親は出産することに猛反対。父からは子どもに育てられるわけないとやる前から全否定され、反発心もありながら悩み悩んでいる中での母親の存在がすごい。どっしりしていて子どもが幸せを願っている。価値観が違うから衝突も生まれる。違う視点ではあるが誰もが子どもの幸せを願っている。続きも読みます。
雰囲気がすごく柔らかで好みな漫画なんですが書いてることは10代の妊娠でなかなか苦しい悩みが描かれてます。 10代で妊娠はかなり悩むだろうなー悪いことじゃないのに世間の普通とはかけ離れてしまうのでうーん。 しかし女の子と男の子の雰囲気が良い…。 ふわっとした雰囲気好きです。
たまにはこういう読切りもいいですね。これ読んでイライラする人もいるかも知れないけど、自分は笑いながら読めました、
※ネタバレを含むクチコミです。
高校生の福(さち)が、妊娠。昔、拾った猫を飼いたいと泣いたときに母親から言われた言葉「命に責任を持てるようになってからね」の意味を痛感するシーンはこちらも苦しくなりました。 お相手の宝は高校生ながらとても誠実で冷静で福にしっかり向き合ってくれるが、「他人だから何とでもいえる」と福自身も何て言ってほしいのかどうしてほしいのか正解が分からない。 この先普通にあると思っていた、大学生活、就職、結婚・・そういう普通の人生終了サヨナラ。 それほどまでの絶望や不安に押しつぶされそうになる福の気持ちが痛いほど伝わりました。 高校生の妊娠というテーマで重みもありますが、子供世代から親世代までぜひ読んでみてほしいなと思いました。
2022年4月から民法が改正され成人年齢が18歳に引き下げられると共に、女性が結婚できる年齢は16歳から18歳に引き上げられます。 身体的な機能は成人と同様となっても結婚できるまでには今まで以上のタイムラグが生まれることにより、今後この作品で扱われている「高校生の妊娠」というテーマはより重い意味を持ってくることになるでしょう。 本作では本当にどこにでもいそうな普通の子が主人公となっています。また、この手の作品では代表的な『14歳の母』では妊娠させた彼氏は年相応に子供っぽく無責任な性格でしたが、『あの子の子ども』においては珍しく彼氏側が大人びていて非常に誠実です。最初から二人の問題として、一緒に乗り越えて行こうという姿勢を見せてくれます。しかし、たとえそんな素晴らしい彼氏であっても一筋縄では行かない難題であるということが逆に浮き彫りになっていきます。 私は、この作品を小学生高学年くらいからの性教育と並行して読んで、学んで考えてみて欲しいなと思います。 いざ妊娠した時、それは自分だけの問題としてもあまりに大きいものです。体調の変化やメンタルへのダメージ、周囲との関係性。妊娠した後の想像以上の大変さを妊娠する前からリアルに考えられる子は少ないでしょう。 そして、自分のことだけではなく家族や周りの人間にもどれだけ大変で辛い思いをさせることになるか、というのが物語を通してよく伝わってきます。 そうした想像力を補ってくれる、意義のある作品です。彼らがどんな決断をしてどのように歩んで行くのか、見守りましょう。
歳をとって来たせいで高校生の恋愛ものはいつもキツいな〜と思いつつ読んでるんですけど、これはそんな気持ちが一っっ切わかない完璧な1話だった…! 主人公のキャラが愛らしくて清々しく、先生に恋に落ちるエピソードが「少女漫画斯くあるべし…!!」というようなロマンチックなムード満天でただただ夢中になって読んでしまった。 1話でこんなに面白くてこれ続きどうなっちゃうの〜これ…! 5巻で完結してるのか……ちょっと心配だけどあとで一気に読むのが楽しみ。 https://comic-days.com/episode/3269754496322761889
主人公のさちの両親の考えが真逆で、さちの父親と相手の宝の母親は出産することに猛反対。父からは子どもに育てられるわけないとやる前から全否定され、反発心もありながら悩み悩んでいる中での母親の存在がすごい。どっしりしていて子どもが幸せを願っている。価値観が違うから衝突も生まれる。違う視点ではあるが誰もが子どもの幸せを願っている。続きも読みます。