伯爵令嬢スザンナは、女性の権利拡張運動にかかわるなどして、父親であるイーストンビー伯爵をてこずらせていた。ある日、伯爵の元にスコットランド人の男爵ジェイムズ・ガロウが現れ、伯爵の暗殺計画が進められていると忠告する。質素な身なりだが正義感あふれるジェイムズの人柄にほれ込んだ伯爵は、初対面にもかかわらず、自分の娘と結婚してほしいと申し出る。スザンナは激怒するが、一方で男爵のすがすがしい態度と凛々しい容姿にすっかり惹かれてしまい…。「悩める男爵夫人 1」「悩める男爵夫人 2」の2巻をまとめて収録。
ヒーローがボスの作品をまとめたハーレクインコミックスのセットです。ボスとの禁断のオフィスラブをお楽しみください。「架空の恋人」「お仕事は花嫁?」「忘られぬパリ」の3巻をまとめて収録。
私の恋人を奪った女との偶然の再会! 子供の頃から何かにつけライバルだった女同士の火花散らす心理作戦。さて、今回の勝敗は…!? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
5年前のある事件以来、忘れ物に神経質になった私。 抱えきれない重すぎる秘密と罪悪感が、私の心を追いつめてゆく―――――。 ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
貴方の身近な悩みをお寄せください…。雑誌に載った隣室の騒音事件から始まった不審死。穏やかな日常を送るあなたも加害者に…!?︎ ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
女の胸のうちに巣くう闇。そして、ふいに姿を現しはじめた美しい白い手…。その美しい手に魅せられた女たちの結末は――? ※本作品は、他コンテンツに収録されている場合がございます。重複購入にご注意ください。
公爵の孫娘として、決められた相手と結婚するのが当たり前だと思ってきた。しかし、結婚式直前にその許婚に突然捨てられたフランチェスカ。周囲の同情や好奇の視線に耐えられず、ベネチアからイギリスへ旅立った彼女は、知人宅でオリヴァ―という傲慢な作家と出会う。フランチェスカの歓迎パーティーに現れた彼は、凍てついた氷のような銀の瞳で彼女を威圧した。初対面の最悪な印象にも関わらず、フランチェスカはオリヴァ―の小説の資料集めを手伝うことになって…。
父を不名誉な死で失い、伯父のラングストン公爵邸で素性を隠し厩舎の世話係をさせられているアリタ。そんな時、アメリカの大富豪クリントが隣家に越してきた。馬を通じて次第に親密になる二人だが彼は公爵家令嬢の花婿候補で―――!
ボストンの街角で高層ビルを見あげ、キャットは気後れと、胸の高鳴りを感じていた。これからかつての恋人、ネイトと一緒に働くことになったのだ。5年前、仕事か彼か選ぶよう迫られたキャットは、ネイトに別れを告げた。ふたりで過ごしたすばらしい日々のことを、ネイトは今でも覚えているかしら? けれど、そんな甘い追憶はオフィスに入ったとたんに消えてしまった。迎えたネイトの冷たい瞳は、かかわる気はないとはっきり語っていたのだから…。
トリーシャは飲食店で働きながら、ペットサロンを開く計画を進めていた。けれど、資金を援助してくれる銀行は見つからない。そんなとき、ある男性客が投資会社を紹介してくれた。この機会を逃すまいと訪れると、実は彼こそがその会社の社長ラシター・ドラーガンだった! 融資は約束されるも、その条件はクリスマス休暇の間、彼の妻を演じることだった。夢のためとは言え、彼の魅力は危険だわ…迷いながらもトリーシャはその手を取る。聖夜の奇跡、至高の愛の物語。
「わたしと…結婚してほしいの」亡き姉の子をひき取ったハッティは、かつての恋人で大富豪のルックに偽装結婚を頼むしかなかった。なぜなら卑劣な義兄一家に姪を渡したくない一心で、資産家の婚約者がいると嘘をついてしまったから。おずおずと打ち明けながらも、なかば諦めていたハッティだったが、ルックの答えはイエスだった。しかも、彼の家に引っ越すよう提案までされる。まるで悪魔との契約のように叶っていく願いに、ハッティの心は疑念と期待にざわめいた。
新雑誌の広報担当であるヴァレリーは、女性達の愛の伝道師と言われる大人気コラムニスト“プリンス・チャーミング”ことエリックとの独占契約に成功する。しかしなんと、彼はゲイ…。世間のイメージを考え、急遽代役を頼むことになったが、そこに現れたのは、何ともセクシーで魅惑的な男性、ジャックで…。
「私、赤ちゃんを産むの」幼なじみのケーティの言葉に、ショーンは愕然とした。さらに彼女は子供の父親を捜してほしいと言う。世間知らずのケーティが母親になる? しかも子供の父親に捨てられたのか…。複雑に揺れる心を抑え、ショーンがおそるおそる父親の名を尋ねると、驚くべき答えが返ってきた。「そうね、今のところ候補は5人なの」なんだって? 1度に5人の男とつきあっていたのか? ただの幼なじみだったケーティは、突然ショーンのなかで女に変わった。
世界的に有名なヴァレンテ社重役の上司マットは、あらゆる女性たちの羨望の的。ある夜、ラーナはマットにいざなわれ、夢のような一夜を過ごす。そしてその身に愛を宿し、彼に打ち明けることなく赤ん坊を産んだ…。1年半後、突然マットが家に現れラーナは言葉を失った。赤ん坊にヴァレンテ家の姓を与えるため、1年限りの結婚を提案してきたのだ。拒むなら、横領罪で訴え、子供もとりあげると言う。私は罪など犯していないわ。なぜそんなひどい仕打ちをするの!?
地中海に浮かぶ美しい宝石、サン・リナルド公国。取材で訪れたライターのキャリーは絶景のテラス席で食事を楽しんでいた。ところが、ある有名人グループが強引に彼女の席を奪う。さらにその中のハンサムな男性がこちらの勘定をすませたと知りキャシーは激怒。彼がこの国の公位継承権を持つ伯爵とも知らず罵倒して…。
サーシャは大企業の重役ニックから耳を疑う頼み事をされる。先祖代々の屋敷を相続するため、便宜上の花嫁になってほしいというのだ。ひどいわ! 愛のない結婚なんて…。憤慨してはねつけたサーシャだったが、破産寸前の両親に裕福なニックと結婚して親孝行してくれと泣きつかれては承諾するほかなかった。困るのは、彼が7年前のファーストキスの相手だということ。初恋の彼のため純潔を守ってきたなんて、絶対に悟られないようにしなきゃ!
ブラボー!!花嫁を見つけたぞ!大企業のCEOアレックスは、美貌の女性オリヴィアを一心に見つめていた。半年以内に結婚しなければ会社を売却すると父親に脅されている彼に、理想の花嫁候補が現れたのだ。一方、アレックスの視線にオリヴィアの心はざわめいた。なんてセクシーなの。でもダメよ。ああいう危険な男性の火遊びの相手なんてまっぴら。けれど食事に誘われ警戒しながらも仕方なく出かけると、ディナーの席で突然彼が切り出した。「僕と結婚しないか?」と。
亡き婚約者との約束を果たすため、チャステティは大富豪ゲイブのもとを訪れた。彼はやり手な上に魅力あふれる男性で、チャステティは彼の秘書を務めていた当時、淡い恋心を抱いていた。しかし今、ゲイブの亡き弟の婚約者として現れた彼女は、彼に財産を狙う悪女のレッテルを貼られてしまう!最悪な再会をしたふたりだが、突然、ゲイブから「君も一緒に行かないか?」と真夏のリゾート島へと誘われる。私を憎み蔑んでいるはずなのに、いったい彼は何を考えているの?
令嬢イザベルは15年前、家政婦の息子エミリオに身分違いの恋をし、駆け落ちの約束をしたが、寸前になってそれを裏切る形になってしまった。その後ふたりの境遇は逆転し、イザベルはエミリオに家政婦として雇われることに。だが彼は意外にも、お嬢様育ちで失敗ばかりの彼女にやさしい心遣いを見せる。私が恋をした少年はまだ存在しているの?甘い思いが胸にこみあげるが、イザベルは知らなかった。エミリオが彼女を誘惑したあと無残に捨てようと企んでいることに!
ウエイトレスをしているミッキーのもとに、ある日、クレイトンと名乗る知的で美しい青年が訪れる。彼は20年前に誘拐されたある大富豪の娘を捜しており、なんとそれがミッキーだというのだ!にわかには信じがたい話だったが、クレイトンの誠実なまなざしに説き伏せられ、ミッキーは実の父親に会いに行く決心をして…!?
ニッキーとキャルの出会いは友人の結婚式。車がぶつかった事の口論で、二人のハートに火がついた。彼をもっと知りたい。でもだめ。弁護士の彼と関わって秘密がばれたら、彼は逮捕されるかも…。義父の多額の医療費を稼ぐ為、ニッキーには誰にも言えない秘密があった。しかしキャルは猛烈にアタックしてきて…!?
キャットは幼い頃から義兄ルークに恋い焦がれ、今も思いはつのる一方だった。けれどルークは子供扱いするばかりで、一向に女性として認めてくれない。それでも身を捧げる相手は彼しかいない――思いつめたキャットは体当たりでルークに迫った。ところがルークは彼女の想いをかわすばかり。血のつながりがないとは言え、彼女はあくまで“妹”。たとえどんなに魅力的でも、守らなければならない一線がある。それに何より、彼にはキャットに対してある負い目があった…。
1年前、クレアはボスのジェイクと契約結婚をした。彼は有能な個人秘書を求めていただけだが、ふたりはうまくいっていた。そんなある日、ジェイクと貴族の令嬢とのロマンスがスクープされる。別れを覚悟したクレアだが、彼はなぜかこの関係を終わらせる気配がない。私は都合のいい妻で、令嬢は愛人ということかしら。そんなの耐えられないわ!だって私は彼を心から愛してしまったのだから!これ以上、完璧な夫婦を演じるなんて無理よ。それならいっそ私から…。
誰か夢だと言って――明け方、目覚めたシャーロットの隣で、ボスのジョーダンが裸で眠っていた!彼と働き始めて1年。いくらハンサムでも、プレイボーイの彼の手管にだけはひっかかるまいと誓っていたのに!混乱したままひとり部屋を飛び出し、早朝のオフィスで仕事をしていると、ジョーダンがゆうゆうと出社してきた。動揺を悟られまいと平静を装うシャーロットに、彼は「君に渡すものがあったんだ」と切り出した。彼の手にあるのは…まさか…私のブラジャー!?