19世紀イギリス。セラフィーナは社交界デビューを控えていた。家族に十分な経済援助ができる結婚相手を見つけなくては・・・。知的でお転婆な彼女は、外交官で男爵のチャールズと出会う。彼は祖母に言われ、渋々花嫁を探していた。淑女の鏡という条件をつけて・・・。こうしてセラフィーナの一世一代の名演技は始まった!「セラフィーナ 1」「セラフィーナ 2」の2巻をまとめて収録。
両親亡きあと、伯母夫婦のもとに身を寄せていたグレースは、社交界デビューのためロンドンへ向かっていた。道中、名門貴族だがハンサムな放蕩者として有名なルシアン・セントクレア卿と同じ宿に泊まることになるが、その晩、彼が間違えてグレースの寝室に入ってきてしまう。しかも、その現場を伯母に見られてしまったからさあ大変! 名誉のために、ほとんど見ず知らずの彼と婚約しなければならなくなり…。原ちえこが贈る19世紀ヒストリカルロマンス♪「薔薇のレディと醜聞 1」「薔薇のレディと醜聞 2」の2巻をまとめて収録。
富豪の一人娘エミリアは、魅力的な貧乏貴族ドミニクに恋をする。彼は、不器量なエミリアにも優しかった。だが、財産目的と知り、エミリアは彼からの求婚を断る。その後不運にみまわれ、彼女は社交界を退いた。エマと名を変え、家庭教師として働く彼女の元に、ある日、伯爵となったドミニクから仕事の依頼が訪れ――。 「エマと伯爵 1」「エマと伯爵 2」の2巻をまとめて収録。
母亡きあと、幼くして祖父の屋敷に引きとられたフランセスカ。同居していた伯母に未婚で出産した亡き母のことを、ふしだらとなじられ、ことあるごとに折檻されたので、フランセスカは傷つくことに慣れていた。だが初恋の人マーカスの仕打ちには、絶望の底へと突き落とされた。マーカスは、心を許し、初めて与えたフランセスカとの口づけを、残酷にも人々に言いふらしたのだ!でも、それは彼女の誤解だったのだが…。 「幸せな誤解 1」「幸せな誤解 2」の2巻をまとめて収録。
アナベルとロザベルは美しく仲のよい双子の姉妹。けれど、妹ロザベルがロンドンに嫁いでからふたりはもう4年も会っていない。そんなある日、夫を亡くした妹が里帰りしてきた。憔悴しきった妹の姿に憤慨したアナベルは、自分が身代わりにロンドンへ戻ると宣言する! 妹を追いつめた家長のジャイルズ・スタントンとやらに仕返しするのだ。が、実際に会ってみるとジャイルズは息をのむほどの美男子で、アナベルは思わず見とれてしまい!?「夢の舞踏会へ 1」「夢の舞踏会へ 2」の2巻をまとめて収録。
ロンドンに嫁いだロザベルは、夫を亡くし憔悴しきって里帰りした。が、すぐに婚家に戻らなければならない。すると双子の姉アナベルが、とんでもないことをささやいた。「大丈夫。わたしたちそっくりだもの。誰も気づかないわ。」――そう、ふたりは入れ替わろうというのだ! こうしてロザベルは実家で静養できたが、そこで彼女は隣家の青年フィリップ・ウィンボルトと出会ってしまう。自分はアナベルだと嘘をついたまま、恋に落ちてしまったロザベルは…?「すり替わった恋 1」「すり替わった恋 2」の2巻をまとめて収録。
両親を亡くし、叔父の家に来て6年。エレナーは一刻も早く家を出たかった。家政婦のようにこき使われる毎日。美人だけど意地悪ないとこ。家庭を持って、愛する人の為に働きたい・・・。ある日、大牧場主のマクレーン兄弟が教会を訪れる。ハンサムで独身の二人は注目の的。その兄のルークにエレナーは突然求婚され!? 「藁くじの花嫁」1・2巻をまとめて収録。
原 ちえこ先生の人気作品をピックアップしてお届けするハーレクインコミックスのセットです。「誇り高き結婚」「情熱のヴェネチア」「幸せな誤解 1」「幸せな誤解 2」の4巻をまとめて収録。
「私と結婚する悲しい子羊はどちらの女性かな?」名門貴族アイシャム卿の言葉はあまりに冷たかった。彼は没落寸前のラシュフォード家の借金を水に流すかわりに条件を出した。それは、姉妹のどちらかとの結婚だったのだ。なんてこと!彼は、父が亡くなる前の最後の賭博相手だったというのに。その、父の仇とも言うべき男性と結婚ですって? だが断ることはできない。恋人のいる妹をかばい、姉のインディアが彼の前に進み出ると彼は強引に唇を奪って…!? 「予期せぬ求婚 1」「予期せぬ求婚 2」の2巻をまとめて収録。
いにしえの世界を舞台に描かれるヒストリカルロマンスをテーマにしたハーレクインコミックスのセットです。時代を超えて煌めく愛の行方は? 「気高き約束 1」「気高き約束 2」「伯爵家の事情」の3巻をまとめて収録。
ハヴロック子爵グレゴリーは英国屈指の旧家の出身で、財産も充分にあり、見た目も悪くない。ロンドン社交界一の花婿候補として大勢の未婚女性たちから狙われている身だが、正直うんざりしていた。しかし、そんな彼が結婚しなくてはいけなくなってしまう。腹違いの妹を引き取るには、妻帯者であることが条件なのだ。グレゴリーは悪友たちと相談し、理想の花嫁を探す条件リストを作ることにした。そして、舞踏会をめぐり、条件ぴったりのメアリーを見つけだすが…!?
嵐の夜に行き倒れていたところを、名門貴族ジェームズ・オルドハースト卿に助けられたアン。名前以外の記憶をなくしながらも、微笑みをたやさず困難に立ち向かうアンにジェームズはやさしく寄り添ってくれたが、アンにとって、すべては不安だらけだった。わたしには何かやるべきことがある気がする…。それに、手首にある縛られたような傷も気がかりだわ。…頭のなかに靄がかかっているみたい。わたしはいったい誰だというの!? 記憶喪失ヒストリカル第1弾!
アリスはピアニストになることを夢みる女の子。ロンドンの由緒正しい資産家ジャクソン家の娘である彼女には、素敵な婚約者もいて夢を応援してくれていた。ところがある日、突然家が破産しアリスの運命は一変する。生まれ育った家屋敷もピアノも競売にかけられ、婚約者には別れを告げられた。一家は逃げるようにロンドンを離れ、唯一残された田舎町の別荘で新しい生活を始める。そんな彼女に、画家志望のローリという青年が急接近して…?
オールド・ミスとして、今まで自分を押し殺して生きてきたヴァランシーは、医者に余命1年と宣告される。「いつだって母や親戚の思惑ばかり気にして、私は今まで生きていたといえるのかしら…」。悔いのない人生を送ろうと決意したヴァランシーに、運命的な出会いが訪れる。その時彼女のとった行動は!? 収録作品:青い城
舞踏会でアラベラは、久しぶりに会う初恋のカーライン公爵ダリウスが気になっていた。金髪に碧い瞳が美しい彼は兄の友人。以前は親しく話ができたのに、今夜の彼はなぜか冷たくよそよそしい。なぜそんな寂しげな目をしているの? すると不意にダリウスは、手慣れた様子でアラベラのくちびるを奪ってきて――? 名門貴族セントクレア家の4人の兄妹の恋を描いた19世紀ロマンスもついに第4弾、最終話となりました! 原ちえこ先生が描く社交界の恋をお楽しみください。
サンエルバ王国の王女アリシラは、公務でパリを訪れていた。けれど、すべての行動が決められ、おしゃべりの相手や内容まで見張られる日々にウンザリ。そんな時、開け放たれた窓から見たパリはキラキラしていて、つい宮殿から脱走を図ってしまう。そんな彼女をたまたま助けたのが画家を目指すアラン。食い逃げからダンスまで、他愛もないことにはしゃぐ王女にアランの心は…。表題作ほか、長編ロマンス「虹の伝説」番外編、大公カールフェルトのその後の恋も収録。
明るく元気なフォリーは、旅回りの一座の娘。幼い頃からピアノが得意で、いつか音楽の都ウィーンで一流の演奏をするのが夢だった。ある日、領主の屋敷で芸を披露することになり、そこで美しい青年伯爵フレデリックと出会う。彼は偶然フォリーが落としたペンダントを拾うが、返してほしいと頼みに行くとフォリーにひどい言葉を投げつけてきた。「きみのだって? ばかな。それとも盗んできたのか?」と。そのペンダントにはフォリーも知らない秘密が隠されていて…。
倹約家のローラは久しぶりの休暇をとって、ひとりロンドンからヴェネチアに飛んだ。空港には、親友が手配してくれた出迎えが待っていた。ドメニコという名前のヴェネチア生まれの男性…ロマンチストの彼は、この街の案内役にうってつけだった。陽光あふれる運河、迷路のような路地、歴史の香り漂う街並み。ドメニコの案内する街は魔法のような魅力に満ちていた。そして、ふたり一緒に観光名所をめぐるうちに、いつのまにかローラは恋におちていた…!!
小学校の教師をしているイブ。ある日彼女に声をかけてきたのはどこか見覚えのある男性だった。不思議に思いながらも話を聞くことにしたイヴは男性の名前を聞いて驚く!!彼はテレビで活躍中の人気気象予報士・グレイソンだった!!知人の教育委員にイヴを紹介されたというグレイソンは、失読症の愛娘・ティンカーの家庭教師をイヴに依頼する。娘想いのグレイソンにひかれていくイブ。そんなイブにグレイソンの元妻・バンビは激しく嫉妬して…!?
19世紀ロンドン。街で骨董品屋を営むナタリーは、今は亡き姉夫婦の忘れ形見ラウルをひき取って育てている。ところがある日、突然ひとりの男性が店を訪ねてきた。尊大で威厳に満ちた彼は、バドーラ王国の第2王子ラシード! 彼はラウルをバドーラ王家の血筋として国へつれ帰ると言い出した。可愛いラウルの存在すら今まで知らなかったくせに、なんて傲慢なの! 怒ったナタリーは絶対に渡さないと決心するが…。傲慢シークと恋に落ちる魅惑のロマンス第1弾。
両親を亡くし、叔父の家に来て6年。エレナーは一刻も早く家を出たかった。家政婦のようにこき使われる毎日。美人だけど意地悪ないとこ。家庭を持って、愛する人の為に働きたい…。ある日、大牧場主のマクレーン兄弟が教会を訪れる。ハンサムで独身の二人は注目の的。その兄のルークにエレナーは突然求婚され!?
虹の出た日に、7種類の花を枕元に置いて眠ると未来の恋人の夢が見られる――輝く金髪の伯爵令嬢フィンニーは、そんな伝説の虹の谷に住む。片田舎の領地で純粋に育ったフィンニーにとって、その未来の恋人は幼い頃からともに育った黒髪の少年貴族アドリアンだった。ふたり、結ばれることを夢みていたのに、幼い恋はある日、策略と陰謀にひき裂かれてしまう。庶子としてうとまれてきたアドリアンは、公爵家の世継ぎとして半ば強引に虹の谷からつれ出されて…。
「しとやかな…ふり、ですか?」セラフィーナ一世一代の名演技がはじまる!19世紀イギリス。社交界デヴューを控えたセラフィーナ。知的な美人の彼女はなかなかのお転婆娘だが恋には奥手。そんな彼女が出会った外交官のチャールズは、祖母に薦められ渋々花嫁を探しているところだった。独身で魅力的なチャールズの花嫁の条件は「淑女の鏡」。舞踏会の夜、慎ましやかな淑女をうまく演じ通し、チャールズの花嫁候補に躍り出たセラフィーナだったが、ある時、お転婆をしているところをチャールズにみつかってしまう。咄嗟の思いつきで自分はセラフィーナの妹、サリーだと嘘をついてしまったために、事態は複雑に…。
母亡きあと、幼くして祖父の屋敷に引きとられたフランセスカ。同居していた伯母に未婚で出産した亡き母のことを、ふしだらとなじられ、ことあるごとに折檻されたので、フランセスカは傷つくことに慣れていた。だが初恋の人マーカスの仕打ちには、絶望の底へと突き落とされた。マーカスは、心を許し、初めて与えたフランセスカとの口づけを、残酷にも人々に言いふらしたのだ!でも、それは彼女の誤解だったのだが…。