子供の頃、りぼんで子どものおもちゃなどを描いていた小花美穂先生の作品を読みました。 小花先生の作品は繊細で美しい少女漫画らしい絵柄なのですが、テーマは割と重かったり切ないものが多いです。 今回の作品も出だしから意味深で引き込まれました。 しかし決して鬱では無いのでご安心を(笑) 恋愛しないと決意していた女性がイケメンと出会い、どのように心を開いていくか…お楽しみください。 絵柄はやはり繊細で美しく、このまま人気俳優や女優でドラマ化してくれたらなと願ってます。
サナちゃんの明るい性格の裏にある家庭の事情や、荒れ狂う不良少年だった羽山がだんだんサナちゃんに心開いていく様子が、とても細かく描かれています。 小中学生が主人公と言えど、大人が読んでも感動して泣きそうになるくらい、 ストーリーが練られている! 笑いあり、感動ありの名作です。
なつかしい〜!! また読めて嬉しいです😊
個人的にはこどちゃよりもこちらを熱心に読んでいたので小花美穂といえばホラーのイメージがある。りぼんなのに容赦なく怖いのがいい。ホラーといっても幽霊ものではなくフランケンシュタインのような話。双子の妹が交通事故で死んでしまい何者かに遺体が盗まれてしまう。妹はとある実験によって「生きている人間剥製」にされてしまっていた。見た目は生きてた頃のままなんだけど記憶は残ってないから人格も少し変化してて、やけに無邪気でハイテンションな感じが人造的だった。人間剥製同士で赤ん坊が作られて母になった妹が嬉しそうに抱いてる場面が印象に残ってる。トラウマになるくらい怖いんだけどクセになって何度も読んだ。
小学生が主役の学園漫画と侮るなかれ。 主人公、紗南の太陽ような底抜けの明るさが周りの人間を巻き込み、心に傷を負った人間は「自分はなんのために生まれてきたのか」を問い、そして知るというかなり重厚なテーマを持った作品です。 学級崩壊といじめ、羽山の家庭問題から始まり、紗南の失恋、出生の秘密と、次から次へと試練が止みませんが、乗り越える度に登場人物たちの絆が強くなっていきます。 中学生編では、紗南の役者としての人気が上がったことで生まれた芸能界特有の根も葉もない噂のせいで、羽山の心が再び荒れるという事態に。 親友・風花との間にできた溝や羽山とのすれ違いの生活の中で、仕事に生きると決めた紗南の、強いはずの心にも少しずつ無理が出てきて…という、人間の光と影の部分を丁寧に書き出しているのがこの作品の魅力です。 作中、羽山は「紗南に出会った自分はツイている」と言います。 最後に、生まれてこなければよかったと心閉ざしていた自分を救ってくれた紗南が、心を病み以前の明るい紗南ではなくなってしまった時の羽山の涙には、もらい号泣必至です。 大人になった今読んでも間違いなく面白いのですが、 いたいけな子どもがこんなにも汗と涙と血を流し、命をかけて自分の大事なものを守ろうとしているのに自分は…ッ!となる場合も?笑 Deep Clear 「Honey Bitter」×「こどものおもちゃ」小花美穂 特別番外編 に大人になった紗南と羽山が描かれているのでこどちゃファンは必読ですよ!
子供の頃、猫好きの私に友達が貸してくれました。漫画もほとんど読んだことないような歳でしたが、内容がけっこう悲惨で号泣した記憶があります。 あらすじはほぼ覚えていなかったので大人になってから改めて読みました。 …全然、萌えとか言ってる場合じゃなくて。人間の業…?…やっぱり暗い気持ちになりましたね… 掲載誌はりぼんなので子供向けだと思うんですが、子供に理解できる範囲で心に残る物を書くというのはすごいなぁと思いました。(漫画でわかる○○!系ってかなり実用的なのかもですね) 悲しい話なので動物好きにもむやみにお薦めできませんが、どこかで見かけたら読んでみてください。
子供の頃、りぼんで子どものおもちゃなどを描いていた小花美穂先生の作品を読みました。 小花先生の作品は繊細で美しい少女漫画らしい絵柄なのですが、テーマは割と重かったり切ないものが多いです。 今回の作品も出だしから意味深で引き込まれました。 しかし決して鬱では無いのでご安心を(笑) 恋愛しないと決意していた女性がイケメンと出会い、どのように心を開いていくか…お楽しみください。 絵柄はやはり繊細で美しく、このまま人気俳優や女優でドラマ化してくれたらなと願ってます。