・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ ウルトラマンのことをほとんど知らなくても面白いし少年漫画のいいところを集めた漫画だった。 ・特に好きなところは? 人間の姿をしているときにマントを羽織っていると某医者の一族そっくりなところ ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 少年漫画の努力とか友情が存分に入っていて俺好みだった。知らないウルトラマンが多く登場したので平成にそういうウルトラマンが放送されていたのかと勝手に納得していたがオリジナルのキャラとWikipediaを見て知った・・・ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%83%B3STORY_0
ウルトラセブンの実放送期間である1967年にコミカライズされた作品は一峰大二氏と桑田二郎氏の兄弟弟子によるものがそれぞれ刊行されています。 しかしテレビ放送の各話のタイトルは同一ながらも内容はかなりオリジナルなのがこの時期“ぼくら”等に連載されていたウルトラシリーズの特徴です。 この桑田次郎氏版も登場する宇宙人も劇中に忠実なものがあれば、完全オリジナルなものもあるので、最初から念頭に置いておかないと違和感を感じます。 実際に少年時代に読んだ時でも独特の絵のタッチとキャラクターデザインの違いに違和感を覚えたものですが、これはこれでありと割りきって読むのがベストでしょう。 最終回も「K団地の怪」で完全オリジナル作品でパンドンはでてきません。(特撮版のウルトラセブン最終回タイトルは史上最大の作戦・前後編) 物語は第3巻の13話まで残る3話は読み切り回が収録されています。 読み切りにアイアンロックス(戦艦モチーフ)の怪獣が起用されたのも1960年代ならでは。 近未来と1960年代の世相が混在しており、文化社会背景的観点でも楽しめる作品です。
ウルトラシリーズの傑作漫画といえば、内山まもる先生の「ザ・ウルトラマン」をあげる人が大多数でしょうが、その世界観を引き継いでいるのがこの『ウルトラ兄弟物語』です。 昨今では新マン(帰ってきたウルトラマンことウルトラマンジャック)が酔っぱらって悪態をついていることで知名度があがってしまった作品でもあります。 内山先生の世界観を引き継ぎ、当時の小学館の学年誌のウルトラ兄弟の裏設定を踏まえ、オリジナルキャラクターが大多数登場し、読みごたえのある仕上がりになっているのは誰もが思うところでしょう。 コロコロコミックで第3次ウルトラブームを巻き起こした作品としてファンなら必見です。 またブームに乗って作成されながら不完全燃焼で終わったウルトラマン80連載版やテレビ化できなかったアンドロメロス、マルスの単話も収録されているのは嬉しいところです。 ただし1巻の表紙のウルトラマンレオ、アストラのレオ兄弟、話の間の挿し絵に使われる80が1巻に未登場なのがファンには少し不満かもしれません。
ストーリーはテレビに沿った内容ですが、劇画調の描写により全く違うウルトラセブンのような感覚を受けました。 戦いの臨場感はテレビ版にも負けず劣らず、非常にダイナミック。 ウルトラセブンファンや、昔セブンを観ていた世代なら感動すると思います。 特に「狙われた街」のメトロン星人はテレビ版以上の迫力で、私の中では1番のお勧めのシーンです。
地球を守る正義のヒーローが活躍する物語という設定も、石川賢の手にかかれば、SFバイオレンス的な内容に。すっかり手の内に入れてかなりハードな作品に仕上がっています。オリジナルの設定で残っているのはウルトラマンタロウというキャラクターのみ。タロウはウルトラの母によって選ばれた地球人だし、闘う相手も怪獣ではなく、人間の負の精神を受け継いだ奇形獣や宇宙人たち。少年誌連載とは思えない、作者お手のものの残酷シーンや派手なアクションたっぷりで石川節を存分に楽しめます。だから4話で終わってしまったのか?と思わなくもないんですが…。しかし、好きに描いたからこそ特撮ドラマではあまり表面に出ない、「なぜウルトラマンは地球を守るのか」とか、「地球はこのままでいいのか」など、メッセージ色が色濃く出ているのですね。血が流れないと痛みも感じないし、悲惨な未来を見ないと現実を省みることもしない。描かれた時代と対象層が微妙にずれていたのかもしれませんが、現代では正当に受け入れられると思います。
かつての漫画や特撮ヒーローの二世もの作品が、一時期に急増したことがありました。そしてこれが私ぐらいの年の世代にドンピシャなもので、予告が出るたびにわくわくしていました。しかしながら親のすねをかじった?だけで残念な結末に終わったものも多くて、なかなか偉大なる先代を超えるのは難しいものだなとも思っていました。それがひと段落したころに出てきた本作。これはそれらの作品とは一味違います。もちろん元ネタはあの特撮「ウルトラマン」ですが、その後の「セブン」や「エース」などのシリーズの流れには乗っていなくて、まったく違うレールの上を走っている作品。主人公の進次郎はハヤタの息子で、父からウルトラ因子を受け継ぎ、強化服「ウルトラスーツ」を装着して宇宙人と闘うといういう内容です。特撮から漫画化するにあたっての飛躍が秀逸なんですね。イデやモロボシダンなどの懐かしのキャラや、あの怪獣の名前と同じ宇宙人の登場と、オヤジ世代をくすぐりながらも、別次元のSF作品として立派に成立している。こんな形での「ウルトラマン」の復活ならもちろん大歓迎です。
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ ウルトラマンのことをほとんど知らなくても面白いし少年漫画のいいところを集めた漫画だった。 ・特に好きなところは? 人間の姿をしているときにマントを羽織っていると某医者の一族そっくりなところ ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 少年漫画の努力とか友情が存分に入っていて俺好みだった。知らないウルトラマンが多く登場したので平成にそういうウルトラマンが放送されていたのかと勝手に納得していたがオリジナルのキャラとWikipediaを見て知った・・・ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%83%B3STORY_0