ジャンプ新世界漫画賞に応募したんで感想ください。
浅野いにお先生はポップな絵柄にレンダリングで背景を取り組んでいることで有名です。
彼の絵が妙に魅せられるのは、ポップかつ繊細な画風(俗に言うエモい絵柄ってやつです)にリアルな景色感を組み合わせているため、熱狂的な支持を得ています。画風にマッチしているかつ、独自の作風を演習できているのです。
また、景色を全く描写しなかったとしても評価されることもあります。話の本筋がわかりやすいかつ面白かった場合です。
既に他の方が述べられているように、ワンパンマンのONE先生の絵は下手ですし景色を全く描きこんでいません。しかし、上記で何回も述べられているように、話の流れ・展開・緩急が上手いため読者を飽きさせないつくりとなっています。
何度も述べられていますが、どう言う展開を見せたいのか、読者にどう感じて欲しいのか、話の着地点はどこなのかということを意識して描くことにより、より良い作品へと繋がると思います。
また、それを掴み取るのは簡単そうで意外と難しい作業でもあります。
三丁目にインスパイアを受けているという気持ちは変える必要はないとは思いますが、より良い作品を作るためには、他の漫画作品を参考にすることも必要です。
さらに言えば、漫画以外でも色んな作品に触れることをおすすめします。
漫画の神様と呼ばれている手塚治虫先生はこう言っています。
「いい漫画を描きたければ、漫画だけを読むのはやめなさい。一流の映画をみろ、一流の音楽を聞け、一流の芝居を見ろ、一流の本を読め。そして、それから自分の世界を作れ。」
漫画以外のことからも、漫画作りに活かせることというのはたくさんあります。
