“神”として“妖怪”として親しまれてきた“天狗”に独自の解釈を加え、イマジネーションあふれる作品世界に昇華させた『天空之狗』がいよいよ登場。天空社は表向きオカルト月刊誌「ミスト」を発行する出版社だが、本来は“天狗”としての使命を果たすためのメンバーが集った超能力者集団“天空之狗”だった。太古の昔より人間の精神に取り憑き、人間を食い物にしてきた闇の魔物・禍霊(まがつひ)の封印が解かれつつあることを知った“天空之狗”は、この世界を守るため“この世の外”との戦いに挑む。
永井豪が生み出したもう一つのバイオレンスアクション。中空を考え込みながら舞う翼の生えた人の姿があった。人間の世界に憧れを抱き、ホームを脱走、仲間から追われる身となったデビット・バード。彼の目に映る人間社会とは……? 追う者と追われる者の壮絶な戦いが始まる。
超能力…その恐るべき力の存在は、一体何を意味しているのか!?耳宇高校の1年生・朱紗真悟(すさしんご)とそのガールフレンド・雪代小百合(ゆきしろさゆり)は、超能力に興味を持ち、ESP研究同好会に入会する。同好会の部長・美剣千草(みつるぎちぐさ)は、彼らに本物の超能力を見せた!超能力は誰にでもある、という美剣だったが…鬼才・永井豪が放つサイキック・ハード・アクション!!
閻魔大王のおいっこ、いたずら小僧のえん魔くんが、人間界で暴れる妖怪を退治する大冒険に旅立った。雪子姫、カパエル、シャッポじいと共に、妖怪パトロールに出発!
宿敵、ドクターヘルとの最後の戦いにそなえて、甲児たちはマジンガー軍団を結成した。日本を占領しようとする、あしゅら男爵のあしゅら軍団とブロッケン伯爵の鉄十字軍団を向かい討て!
アメリカを発祥の地とするハイパーグラップルとは、プロレスと科学がドッキングした新しいスポーツ。数メートルの大きさの人間型マシンに操縦者・ハイパーグラップラーが乗り込み、これを操縦して格闘を繰り広げるのだ。超格闘競技・ハイパーグラップルに命をかける男たちのドラマが、今幕を開ける!
悪魔との戦いの最中、第一次世界大戦前のウィーンにタイムスリップしてしまった不動明と飛鳥了。そこで彼らが出会ったのは若き日のナチス総統、アドルフ・ヒトラーだった。その後も英仏百年戦争当時のフランスや古代ギリシャ、開拓時代のアメリカなどさまざまな時間軸を転々としていく二人。彼らは血塗られた歴史の影で史実を変えようと暗躍するデーモンに果敢に戦いを挑んでいくのであった。史実をもとにしたストーリーのなかでデビルマンを活躍させる意欲作。
学園のアイドル・如月ハニー。彼女の16歳の誕生日に父親が誘拐された。父が残したチョーカーと指輪で、ハニーは愛の戦士キューティーハニーに変身する!!
映画『ばるぼら』公開記念特別読切 マンガの神様が生んだ女神〈ミューズ〉を、悪魔の漫画を生んだ巨匠が描く豪快企画!!(ビッグコミック2020年22号・2021年10号)
オモライくんとおこもちゃん、そしてコジじいの三人が笑顔と病気をふりまきながら、今日も元気にゴミ拾い!人間の暗部を痛烈なブラックユーモアで描く、傑作ギャグマンガ。
魔王・織田信長を倒す天命を持って、戦国の世に生まれた伊賀忍者・天王獅子丸。ある日、百地三太夫の命を受けた獅子丸は、忍者殺しの不死身の怪物・銅磨陣内を倒すため、美濃へ向かう。戦国時代から23世紀まで、時空を超越した暗黒の戦いがここから始まった!
百鬼帝国の脅威が消え、ハチュウ人類はマグマ層に沈み、ひととき平和の訪れた早乙女研究所では、新ゲッターの開発とゲッターGの整備が行われていた。そこに異様な目つきをしたリョウ、ハヤト、ベンケイが現れ、ゲッターGを強奪する。早乙女研究所に向かっていた流竜馬(ながれ・りょうま)達ゲッターチームは、突然ゲッターGに襲われ、からくのところで逃げ切る。その足でゲッター博物館に向かった3人は、博物館におさめられてから一度も動かされていないゲッターロボに乗り込み、ゲッターGに立ち向かうが……。
207X年、全面核戦争と核の冬をかろうじて生き残った人類は放射能を逃れ地下シェルターに潜った。それから百数十年後、人類は完全な地下生活者となっていた。それでもなお、汚染されていない僅かな土地を求め、人類は争い続ける。地球を南北に分けた戦いは、ロボットと化した巨大な戦闘鎧を纏うものとなり、南方軍は北方軍の基地に迫る。ついに北方軍最強コンバット・マシーン軍団に出撃命令が下り、キャプテン・カブトはマジンガーで出撃する。アメリカで発売されたフルカラーコミック『MAZINGER』を待望の電子書籍化!!
不動明と合体し精神を奪われてしまったはずの最強のデーモン”アモン”が、その心を取り戻してしまったら‥‥、このユニークな視点で描き始められた新生悪魔伝説。物語はオリジナルと同様に進んでいきますが、人間・不動明ではない、デーモンの勇者・アモンの存在がストーリーを大きく揺り動かし、デビルマンを知る読者たちを不安にさせつつ既視感を裏切りながら、猛スピードで突っ走り始めます。
突如、地球に出現したベガ星連合軍のUAP(未確認空中現象)。圧倒的なベガの兵力を前に為す術のない人類だったが、そこに兜甲児が操る鉄の城“マジンガーZ”と宇門大介(=デューク・フリード)が搭乗する“異星の魔神”グレンダイザーが現れた―。フリード星の王子であったデューク・フリードはなぜ地球にやってきたのか。故郷ではどんな日々を過ごしていたのか。TVアニメでは語られない前日譚から『ジ・インセプション』の幕が開ける―!!(前日譚シナリオ:樋口達人)
太古の神々が忌まわしき者を封印したと伝えられる伝説の山が崩れ、悪魔(デーモン)の群れが現出した。神々を代表する神皇帝は騎士・アモン、シレーヌ、神王子・ルシファーに悪魔討伐を命じる。悪魔は次々に人々と合体し、世界を覆い始めるのだが……。永井豪がフルカラーで描くデビルマン誕生の遥かなる“時の彼方”の物語。
一世を風靡した伝説の漫画が、50年の時を経て、ここに降誕! 作画は、あの、細野不二彦氏。令和の奇跡に、刮目せよ!
著者入魂の連作短編集。霧の中では現実が歪み、この世とあの世の境界が現れる。「ミストストーリー」(「霧」の中の物語)、そこにはもう一つの“現実”がある。面や人形に興味を持っている少女・ミコ。友人から冗談っぽく自分の顔が「お面」っぽいと言われ、両手で顔を持つ。──「面」、自殺した丸石の代わりの雪だるまを作っていた白田は、丸石をいじめていた黒条のグループから目をつけられる。翌日、黒条のグループだった徳森と幸原が殺される事件が起きる。──「雪」など7編を収録。
古代インドの長編叙事詩『ラーマーヤナ』を大胆にアレンジし、日本人にも馴染みやすいSFの世界観で展開した『神話大戦 ラーマーヤナ編』がいよいよ登場!! ラーマ王子と美しい妃シータ、勇者ハマヌーンの物語が、永井豪の芳醇なイマジネーションをもとにいま鮮やかに蘇る。突如、ランカ島(現スリランカ)の人々を魔神ラーヴァナが襲う。神にも悪魔にも殺されることがないラーヴァナに邪悪な波動を感じたインドラ神は、インドラの必殺の武器ヴァジラを手に立ち向かうのだが……。「アジアの人々のほとんどが『ラーマーヤナ』の物語を知っているのに、アジアの一員である日本人がほとんど知らないのはかなしい。マンガで描こうと思った」(『神話大戦』解説 永井豪より)
漫画の神さまと過ごした数日間を永井豪がコミックエッセイで語る特別企画!!(ビッグコミック2021年23号)
太陽系をかすめて通過するはずだった流星群が、まるで意思を持ったかのようにコースを変え、その進路を地球に取った。宇宙の破壊神・バロンと名乗る未知の物体は地球人に対し宣戦布告する。光子力研究所でその様子をモニターしていた兜甲児は、バロンの遣わした破壊獣・ナバロQ7に対しマジンガーZで応戦するのだが……。マジンガーZ、グレートマジンガー、鋼鉄ジーグ、ゲッターロボ、グレンダイザーが、強大な宇宙の破壊神と共闘するロボットアクション活劇。作品の枠を超えて集ったヒーローたちの戦いを刮目せよ。